笑福亭鶴瓶・あの 華やかなステージと生活感との乖離に感じる寂しさ
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笑福亭鶴瓶が、6月1日放送『笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ』(ニッポン放送・毎週日曜16時~)に出演。歌手でタレントの、あのちゃんがゲスト出演し、2ndフルアルバム『BONE BORN BOMB』での歌手活動から多岐にわたる芸能活動についてトークが展開された。

笑福亭鶴瓶、あの
アイドルになる前までは人前に出ることが苦手で、幼少期はおゆうぎ会も避けていたというあの。
「ピアノの発表会も“出ない”って言ってたのにその時は“出なさい”ってなって、ずっと下向いてメンチ切ってやってた」と語り、それが今や9月には自身初の武道館公演が控えているという現実に「まじでどうしたんだろう」と驚きを隠せない様子を見せた。
そんな子ども時代は寂しくなると一人で屋根に登り空を見て過ごしていたというあの。「このごろは登ってないの?」という質問に「このごろは登れないじゃないですか!そっちの方が孤独を感じますね。当時の孤独より」と告白。

笑福亭鶴瓶、あの、上柳昌彦アナウンサー
当時よりも人間関係に富み、スタッフからファンまでたくさんの人に囲まれ楽しく過ごしていてもふと、「さっきまであのステージに立っていたのが信じられない」と“華やかなステージ”と“リアルな生活感”との乖離に寂しさを感じるという。
「(ステージでの姿は)僕がいるようでいないんじゃないかって感覚になることもある。たしかにそこに魂はあるし、僕はライブで全部を出すんですけど。でもそこからの乖離がすごすぎて、家にいる時は」
その話を聞く鶴瓶は、逆にステージとプライベートのギャップがほとんど無い。
理由を問われると「変わらないようにできたら素敵やなと思って、でも長いことかかって、変わらないようになってん」と明かした。
このギャップを無くすには時間がかかるといい、鶴瓶でさえ50数年かけてここまで到達したものだった。
鶴瓶は「全然違うねんけど、師匠的にはタモリやね」と、同じくギャップのほとんど無いタモリを挙げ、影響を受けていることを話した。