Tokyo cinema cloud X by 八雲ふみね【第1289回】
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信する「Tokyo cinema cloud X(トーキョー シネマ クラウド エックス)」。
今回は、世界独占配信中のNetflixシリーズ「イクサガミ」と、1月2日に公開された『ワーキングマン』をご紹介します。

画像を見る(全13枚) イクサガミ
Netflixシリーズ「イクサガミ」規格外の熱量で時代劇の新たな扉を開く!
直木賞作家・今村翔吾が生み出し、瞬く間にベストセラーとなった小説「イクサガミ」シリーズ。「明治時代に歴戦の強者たちが壮絶なバトルロワイアルを繰り広げる」という斬新な設定と、個性的なキャラクターたちが躍動する本書は、時代小説に新風を吹かせました。
そんな人気小説の実写映像化が早くも実現。主演・プロデューサー・アクションプランナーの3役を務めたのは、作品ごとに異なる輝きを放つアクションマスター・岡田准一。そして監督・脚本を手がけたのは、藤井道人。
かつてないスケールのアクションエンターテインメントが誕生しました。
Netflixシリーズ「イクサガミ」のあらすじ
明治11年。華やかな文明開花の裏で、新政府は廃刀令を布告。各地にくすぶる火種を厳しく取り締まっていた。自らの腕っぷしの強さを武器に生きてきた猛者たちは居場所を追われ、伝染病・虎列剌(ころり)が蔓延する中、謎の怪文書が全国を駆け巡る。
それは、莫大な賞金をかけた“遊び”への誘いだった。
深夜の京都・天龍寺に集まったのは、292名の腕に覚えがある者たち。かつて伝説の剣客と恐れられていた嵯峨愁二郎も、その中にいた。
賞金が欲しければ、互いに奪い合い、殺し合え! 号令と共に、その場は一瞬にして死地と化し、命がけの争奪戦が始まる……。
Netflixシリーズ「イクサガミ」のみどころ
主人公・嵯峨愁二郎を演じた岡田准一と共に、壮絶なデスゲーム「蟲毒(こどく)」に身を投じていくキャストには豪華な顔ぶれが勢揃いしました。愁二郎と行動を共にする少女・双葉役の藤﨑ゆみあ、愁二郎の過去を知る彩八役の清原果耶をはじめ、東出昌大、染谷将太、玉木宏、伊藤英明。さらに「蟲毒」の主催者のひとりである槐を、二宮和也が怪演しているのも見逃せません。
ほかにも誰もが知っている面々が意外な形で登場するので、あっと驚くこともしばしば。画面の隅から隅まで目が離せません。
「イクサガミ」の面白さは、個々のキャラクターがしっかりと確立していること。どの登場人物も一度見たら忘れられないほど個性的な風貌で、各々の特性を活かした武器を手に多彩な戦闘スタイルでぶつかり合う。
観る者の度肝を抜くアクションに驚愕の連続です。
本シリーズは、2025年11月13日に世界配信がスタート。配信直後から大きな反響を得て、NetflixグローバルTOP10(非英語シリーズ)で2週目にして1位を獲得。文字どおり、日本発のサムライバトルが世界を席巻しました。
また世界的な賞レースのひとつで“アカデミー賞の前哨戦”としても知られる北米の映画批評家賞「クリティクス・チョイス・アワード」(放送映画批評家協会賞)の「Best Foreign Language Series」部門に、日本作品として初ノミネート。日本発のオリジナル作品として異例の広がりを見せています。
スピード感あふれる大立ち回りに驚天動地の階段落ち、全身火だるま状態での死闘。全編に本物のアクションがほとばしっていて、一度見始めたらもう止めることが出来ない!
シーズン2の制作も決定した今こそ、この波に乗り遅れるな!
『ワーキングマン』安全第一主義の現場監督が、いちばんヤバかった!?
危険な世界からは身を引き、現場監督として安全第一をモットーに働いている、元特殊部隊員のレヴィン・ケイド。妻を亡くした彼にとって、愛する娘と過ごす時間は何よりも大切。娘のために、普通の父親として生きたいと願っていた。
しかし、建設会社の上司の娘が失踪したことをきっかけに、レヴィンは巨大な組織との熾烈な戦いに挑むことになり……。
『ワイルド・スピード』『エクスペンタブル』シリーズなど、ハリウッドのアクション映画を牽引するジェイソン・ステイサム最新作『ワーキングマン』。メガホンを取ったのは、『ビーキーパー』でステイサムの身体能力を極限まで引き出したデヴィッド・エアー監督。さらにシルヴェスタ・スタローンが製作・共同脚本で参加。アクション映画好きにはたまらない夢のコラボレーションが実現しました。
主人公が武器とするのは、建設現場で使い慣れた工事道具や特殊部隊時代の銃火器。「あまり派手にやるなよ」と言われても、昔の血が騒いでどうしても派手になってしまう。そんなジェイソン・ステイサムの身のこなしに、惚れ惚れとするばかり。
やっぱりジェイソン・ステイサムの映画は裏切らない。新年からスカッとした気分を味わいたい人にオススメの一作です。

イクサガミ
<作品情報>
Netflixシリーズ「イクサガミ」
Netflixにて世界独占配信中
出演:
岡田准一
藤﨑ゆみあ 清原果耶 東出昌大
染谷将太 早乙女太一 遠藤雄弥 岡崎体育 城 桧吏
淵上泰史 榎木孝明 酒向 芳 松尾 諭 矢柴俊博 黒田大輔 吉原光夫
一ノ瀬ワタル 笹野高史 松浦祐也 宇崎竜童
井浦 新 田中哲司 中島 歩
山田孝之 吉岡里帆 二宮和也
玉木 宏 伊藤英明
濱田 岳
監督: 藤井道人 山口健人 山本 透
原作: 今村翔吾『イクサガミ』シリーズ(講談社文庫刊)
脚本: 藤井道人 山口健人 八代理沙
音楽: 大間々昂
撮影: 今村圭佑 山田弘樹
照明: 平山達弥 野田真基
プロダクションデザイナー:宮守由衣
衣装デザイン:宮本まさ江
キャラクタースーパーバイザー:橋本申二
VFX:横石淳
助監督:山本透 平林克理
エグゼクティブ・プロデューサー:髙橋信一
プロデューサー:押田興将
主演・プロデューサー・アクションプランナー:岡田准一
制作プロダクション:オフィス・シロウズ
企画・製作:Netflix
Netflix作品ページ:https://www.netflix.com/イクサガミ

(C)2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
<作品情報>
ワーキングマン
2026年1月2日(金)から全国ロードショー
出演:ジェイソン・ステイサム デヴィッド・ハーバー マイケル・ペーニャ ジェイソン・フレミング メラーブ・ニニッゼ マクシミリアン・オシンスキー
監督:デヴィッド・エアー
脚本:シルヴェスター・スタローン デヴィッド・エアー
英題:A WORKING MAN
配給:クロックワークス
(C)2025 CADENCE PRODUCTIONS LIMITED
公式サイト https://klockworx-v.com/wkm/
連載情報

Tokyo cinema cloud X
シネマアナリストの八雲ふみねが、いま、観るべき映画を発信。
著者:八雲ふみね
映画コメンテーター・DJ・エッセイストとして、TV・ラジオ・雑誌など各種メディアで活躍中。機転の利いた分かりやすいトークで、アーティスト、俳優、タレントまでジャンルを問わず相手の魅力を最大限に引き出す話術が好評で、絶大な信頼を得ている。初日舞台挨拶・完成披露試写会・来日プレミア・トークショーなどの映画関連イベントの他にも、企業系イベントにて司会を務めることも多数。トークと執筆の両方をこなせる映画コメンテーター・パーソナリティ。
八雲ふみね 公式サイト http://yakumox.com/






















