「伊調さんを見て、私たちも必ず逆転できると思った」高橋礼華・松友美佐紀ペア《リオ五輪・バドミントン女子ダブルス・金メダリスト》 スポーツ人間模様

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【画像】左:松友 美佐紀 / 右:高橋 礼華 (写真提供:産経新聞)

【松友美佐紀選手インタビュー】

松友さんおめでとうございます。今、どんなお気持ちですか?

松友:ここまで世界で勝つということをあきらめないでたくさん練習してきてよかったなと思っています。

コンビ10年だそうですが、松友さんにとって高橋さんというのは普段はどのような存在ですか?

松友:一年の半分以上一緒に過ごしているので、家族みたいなお姉ちゃんみたいな存在です。

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体調というものはなかなか試合前というのは言えないものですが、体調は100%でしたか?

松友:体調は90%くらいでした。

いつも動きを見ていて思うのですが、後ろに目が付いているんじゃないかというくらい、高橋さんの動きがよくわかりますね。

松友:お互い、何も言わなくても自然とどこにいるということが私たちはわかっていますね。

小さい時から松友さんはそんなに敏捷だったのですか?

松友:小さいころから体が小さかったので、どうしたら大きい相手に勝てるかということを考えながらやってきたので、動き回るということが身についてきたのだと思います。

望み通りのメダルを獲って、大きな責任感という荷物を降ろせましたね。ご苦労さまでした、いっぱい笑ってください。ありがとうございます。

 

【高橋礼華選手インタビュー】

おめでとうございます。おめでとうと言われるのも、だいぶ落ち着いたんじゃないですか?

高橋:あまり実感ないです。

最後のほうで追い込まれるシーンがありましたね、16対19で。あの時の心理状況というのはどんなものだったのですか?

高橋:前の日にレスリングの伊調さんが逆転勝ちしているのをテレビで観ていたので、そのことを思い出して、私も逆転できるかもと思いました。

気持ちが萎えることはなかった?

高橋:なかったですね。

昨日の水谷さんもそうだったけど、追い込まれてからみんな頑張りますよね。大したものですよね。さっきも松友さんに聞いたのですが、高橋さんにとっては松友さんはどんな存在ですか?

高橋:ダブルスの楽しさを松友に教えてもらったので本当に感謝しています。

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普段も二人は仲いいのですか?

高橋:基本的に海外ではずっと二人部屋なので、一緒に行動しています。

オリンピックという大きな山を越えましたが、これからの目標はなんですか?

高橋:私たちは世界選手権ではまだベスト16止まりなので、世界選手権で金メダル獲りたいですね。

オリンピックと世界選手権と二つの金を並べたいですね。ありがとうございました。

8月19日(金) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」

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