タダでもらえるものならなんでももらう!って『ことわざ』な~んだ? 【鈴木杏樹のいってらっしゃい】

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夏にまつわる間違えやすいことわざ5つ

私達がよく目や耳にしますが、実は中には意味を間違って解釈しているものもあります。
そんな『ことわざ』から、夏のことわざをいくつかご紹介します。

飛んで火に入る夏の虫

虫は光に向かって飛ぶ習性があります。
特に蛾のような夏の虫は、その光が火であっても、明るさにつられて飛んで来て、その結果、焼け死んでしまうことがあるので、そんなところから“自ら進んで、危険や災難に飛び込んで行くこと”という意味です。
“真夜中に女性が一人で出歩くなんて、まさに『飛んで火に入る夏の虫』だよ”といったように使います。

夏は日向を行け、冬は日陰を行け

“夏にはあえて暑い日向の道を行き、逆に冬には寒い日陰を行くように、自分から進んで厳しい道を選びなさい。そして自分を鍛えなさい”という意味です。

夏歌う者は、冬泣く

“本来なら一生懸命働かなければならない夏に、のんきに歌って暮らす者は、冬になると飢えと寒さに泣きますよ”という意味です。

夏の虫、氷を笑う

“夏の虫は短い間しか生きられないので、冬に出来る氷のことを知らない。それどころか氷の存在すら、笑って信じない”という意味です。
そんなところから“知識や経験が少ない人が、威張った態度をとること”を言います。
“知ったかぶりの人”っていますよネ。

もらう物は、夏も小袖

“小袖”は“絹の綿入れ”のことです。
寒さを防ぐために着るもので、夏には必要ありませんが、そんなモノでも、タダでもらえるならもらってしまう・・・という“欲の深さ”を表しています。

(2016/8/16放送分より)

スズキ・ハッピーモーニング 鈴木杏樹のいってらっしゃい
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