写真提供:産経新聞社
出場する試合で記録に挑戦中の選手のひとりと言えば、は国内の女子プロゴルフツアーでいえば、今年も賞金ランキング首位を独走中のイ・ボミでしょう。
今日、ツアー24戦ニトリレディス初日のスタートを迎えます。
目下、出場試合2連勝中で、この大会で優勝を飾ると通算146試合でツアー20勝というツアー制度施行以来の最速記録もかかる。
そして、もうひとつ。韓国では、各国のメーンツアーで20勝をすれば、永久シード権を手にすることもできるそうです。
「記録へ挑戦することは、去年までとても楽しかった。でも、今年はプレッシャーというか、絶対に結果を出さなければいけない。だから、正直にいうと、とてもしんどいです。」
前日には、こんな発言も飛び出したほどでした。
確かに、優勝を積み重ねるほど、周囲の期待、見る目が違ってくる。出れば優勝が当然、と見られるほどつらいものはない。
「私が頑張るのは、ファンの皆さん、家族をがっかりさせたくないからです。」
と漏らすこともあります。
人気者の宿命で、トーナメント開幕の前々日の夜、行われるパーティーなどでは、サインを求める人が引きも切りません。
ちなみにイボミのサインは、ここ数年あまり変化はありませんが、名前の右上に書く。勝利数がマニアにいわせると、とてもレア。
現在は韓国ツアー7勝、日本ツアー19勝を合計した26の2文字を、星をあしらったフラッグの中に書き入れていました。
さて、女子ツアーは今大会から3週連続、北海道で開催。
イは現在、日本では兵庫・神戸市内に拠点を構えていますが、特に今は北海道がお気に入りです。
「北海道は、本当に食べ物がおいしい。」
しみじみとインタビューで語っていた。
ちなみにこの時は来日3年目で、そのためか、何がおいしかったか?との質問に「讃岐うどん、回転寿司」と答えていましたがこれはご愛敬。
今回は、昨年から札幌市内でお気に入りのすし店をみつけています。
「試合期間中、生ものは食べません。だから、お楽しみは来週の月曜日。おいしいお寿司をたくさん食べる。一番好きなネタは、ウニですね。」
食通に大変身しています。
日本語の上達も目を見張るものがあり、関西の時は関西弁。
その他は標準語を使い分ける。
さらには現在、尊敬語と丁寧語をマスターすることに熱中しているとか。
何事にも熱心なイ・ボミ、これからも期待したいですね。
8月25日(木) 高嶋ひでたけのあさラジ!「スポーツ人間模様」