初めて体験してきました！『ABLE & PARTNERS TOKYO DESIGN WEEK 2016 』
今年で31年目の国際的なクリエイティブイベントで、建築・インテリア・プロダクト・グラフィック・アートなど、優れた生活デザインとアートが世界中から集まっています。

会場に入ってすぐ、まず目を引くのは ABLE & PARTNERS × NAKED「Air Tent展」

クリエイティブカンパニーNAKEDがプロデュースする4つのテントをはじめ、屋外に4ｍ×4mほどの大きな透明のバブル型テントが点在して、360度どこからでも楽しめます。
まるで巨大なスノードームのようで、夜はライトアップされ、近未来的な雰囲気。

その手前にあるのが、CHINTAI × AR三兄弟「スーパーコンテナ展・間取りポリス」

貨物用コンテナを再利用したこのイベントではおなじみのオリジナルコンテンツの2016年版。
AR三兄弟とタッグを組んで、市民から委託された一枚の間取り図をヒントに、家宅捜索に踏み込む。恐いのか、笑えるのか、泣けるのか体験しないとわからない、大人気！バーチャル体験型の展示です。

続いて、国内外50校を超える学校が「pairs」をテーマにクリエイティブを競う「TOKYO AWARDS 学校作品展」
CHINTAI賞として、投票でグランプリ1校と学生1組が選ばれます。

わたしの母校の展示もありました！

そして、こちらも来場者の投票で選ばれる展示 「第7回エイブル空間デザインコンペティション」
「TOKYO DESIGN WEEK.tv」のプレゼンテーション審査を通過したファイナリスト2組が実物大の作品を展示。
テーマは「未来部屋」。
対照的な作品ですが、どちらも斬新で自由な発想で実物大の部屋を作り上げるファイナリストの学生さんのエネルギーが感じられます。「日常の当たり前」を捨てたところから新しい発想が生まれるのだなぁと、良い刺激を受けました。
10/26(水)～31(月)の期間に来場者による投票を行い、11/4(金)にグランプリを発表！若手建築家の登竜門のひとつとして注目です！

《居る床》

《居心地を探す部屋》

わたしも投票しました！

他にも、「JAPAN DESIGN WEEK 第2回地方創生会議、地方創生展」

写楽から受けたインスピレーションを222年の時を超え作品に！という「写楽インスパイヤ展」

写楽の作品がトイレに！という驚きも。。。

さらに、これからの時代を担う若手クリエイターの「100人展」も、見応えあり。
私も密かに注目していた緻密な黒い糸のみで描かれるmaeno meriさんの刺繍作品もありました。

そして、衣服を大事に永く愛するという文化日本の縫製産業、繊維産業の素晴らしさを伝えるため三陽商会が展開する“100年コート"。
プロジェクターを使ってバーチャル試着し50年後娘に、100年後には孫へと、コートが受け継がれて行く様子をバーチャル写真で体感できるブース。
歳を重ねた自分の未来の姿(コワイ？！けどオモシロイ)とは対照的に、変わらぬ品質を保っているコートは脈々と子孫に受け継がれていくのだなぁと、不思議な感覚に。

芸術の秋、クリエイティブな世界に触れてリフレッシュした気分になれるイベント「ABLE & PARTNERS TOKYO DESIGN WEEK 2016 」に是非、お出かけ下さい。

前編：覗いてみませんか？おとなが楽しい参加できる芸術の秋！【ひろたみゆ紀・空を仰いで】 もどうぞ！

ABLE & PARTNERS TOKYO DESIGN WEEK 2016 は、前期と後期に分かれています。
前期は10/26～31まで。後期は11/2～7までの合わせて12日間。
開場時間は11時～21時（最終日のみ20時まで）
入場料は、大人＝2,500円、前期・後期セット大人＝3,800円、大学生＝1,500円など。
特別協賛：株式会社エイブル＆パートナーズ