キリンの血圧が260と高いのはなぜか?その知っているようで知らない生態【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・び・ふ・へ・ほ」です。

今日お届けするのは、キリンの雑学です。
先月、国際自然保護連合が絶滅する恐れがあるとして、絶滅危惧種を掲載したレッドリストにキリンを加えたことが大きなニュースになりましたが、キリンへの関心をなくさないためにも、その知っているようで知らない生態を改めて見つめてみます。

まずはあの、長い首。キリンと言えば地上で最も背の高い動物として知られていますが、あの長い首、驚くことに骨の数は我々人間と同じだそうです。

哺乳類の多くは首の骨は七つで違いはその大きさだと言います。そしてキリンは動物の中では珍しく、高血圧として知られる動物。上が平均260、下が160ほどあると言われていますが、これは脳までの血流を押し上げるために必要であり、そのおかげで高いところにある餌を食べることが出来るそうです。

そんなキリンは牛目に属する動物で、牛と同じく食べたものを口に吐き出して再咀嚼する反芻胃を持っており、時々、「モ~」と鳴くことがあるそうです。

<ユイカの感想>

まず、今日の感想を「は・び・ふ・へ・ほ」で言うと、「へえ~!」。

キリンは小さい頃から知っているし、動物園でも必ず見るし、知らないことはそんなにないだろうと思っていましたが、知らないものですね。

血圧が260の160って、ビックリですよ! 私の倍以上あります。激しいのだなと思いましたけれど、そうではなくて、そのくらいないとあの長い首の、頭の先まで血が届かないのですね。

骨の数が人間と同じだということも初めて知りました。哺乳類はみんな一緒なんですね。
キリンがレッドリストに載ったということも驚きです。キリンはずっとそばにいてくれるものだと思っていましたから。

キリンの生息数は1985年の15万5000頭から2015年に9万7000頭まで減少しています。短期間のうちにあまりにも多く減っていることが、専門家たちを驚かせたそうです。

その減少の背景には生息地域の縮小とか、密漁。アフリカ諸国で相次ぐ内乱などが理由。
密漁や内乱など、私たち人間が大きく関わっています。すべての動物が楽しく笑顔で過ごせる世界になってほしいものですね。

今日は知っているようで知らない、キリンの雑学でした。

(1月17日放送分より)

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『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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