3/8(水)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!①
被災地は知っている~復興に本気で取り組む政治家たち
6:29~ニュースやじうま総研ズバリ言わせて!:コメンテーター鈴木哲夫(ジャーナリスト)
本気で被災地復興に取り組んでいる小泉進次郎
高嶋) 今度の土曜日3月11日、3.11が6年目となりますが、東北の被災地復興に本気で取り組んでいる政治家、いわゆるサンドプレイじゃなくて地道に地に足をつけてまめにやっている人を挙げていただけますか?
鈴木) 私が取材をしきれていないお方もいると思いますけど、私が取材している中でいうと、ダントツなのは小泉進次郎さん。
高嶋) 相変わらず月の11日には行っているの?
鈴木) TEAM-11は青年局長のときにやったことで、今は青年局長じゃありません。だけれども必ず11日の前後に、いろいろな活動をやっている。彼の場合は1対1でインタビューをしたときに、「被災地に通うことで自分の政治家としてなにをすべきか、非常にシンプルですよ」、「困っている人を助けることが政治じゃないですか」と。彼はそれを続けていて、自分の車でね。もちろん途中で復興担当の役職もやりましたけど、これを継続しているというのが進次郎さんですね。
被災地の政治家では小野寺五典さん
鈴木) 被災地の政治家というのはたくさんいて、その中でみなさんそれぞれやっていると思いますが、私が挙げたいのは小野寺五典さんですね。
高嶋) 気仙沼の?
鈴木) ええ宮城ですけど。ご自身の実家である旅館が流されちゃって。お母さんが生きているかわからない中で現地に帰っていって、当時の話を取材させてもらったことがあります。あの頃、自民党は実は野党でした。
高嶋) そうかそうか。
鈴木) やれることが限られていたけれど、その中でも一生懸命やって。復興庁のこういうモデルにするべきだとか、かなり委員会でガンガンやって、今もそういった活動を続けています。
これまで災害活動を地道にやってきた小池都知事
鈴木)そのほかでは、意外ですけど小池さんです。
高嶋) え? 小池都知事?
鈴木) この前も記者会見をずらしてどこ行ったかと思ったら、東北に行っていました。
高嶋) やっていましたね。
鈴木) 実は地震があったときに自分のお金を使って、乳児用のミルクを現地に届けたり、子供が必要な文具などの道具を届けたり。小池さんは自分でずっとやってきました。今でも被災地の東北や熊本、阪神もそうだけど、小池さんに対して『あのときの恩は忘れません』という、個人的な繋がりが今でもあります。だから全国的に小池さんブームが広がって「なんで東京の小池さんが東北で人気があるの?」とか「九州で人気があるの?」と言いますが、そいういことなのです。
高嶋) 都知事に関係ないときからやっていたと。
鈴木) 災害との活動っていうのを地道に、誰も知らなくてもやってきた。そういうものが繋がっているのですね。だから災害にどう対応するかっていうのは、“政治家の使命”。今はちょっと風化しています。永田町で言う人少なくなった。これ絶対ダメですね。
高嶋) 『かけた情けは水に流し、受けた恩は石に刻め』って言いますけどね、被災地の方はやっぱり忘れないですよね。
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