いずれも反日の次期大統領候補 日韓米関係はどうなる? 高嶋ひでたけのあさラジ

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3/14(火)FM93AM1242ニッポン放送『高嶋ひでたけのあさラジ!』今日の聴きどころ!②

ティラーソン国務長官が日中韓の三国に来訪
7:02~ひでたけのニュースガツンと言わせて!:コメンテーター富坂聰(拓殖大学教授・ジャーナリスト)

次期大統領候補はいずれも反日。日韓合意はひっくり返される

高嶋)韓国の政治で、いちばん心配されているのが、いわゆる米韓関係。THAADですね。あれは事実上、この間の演習で取り付けてしまったのですか?

富坂)そうです。中国はこのことをすごく警戒していて、実際演習は北朝鮮に向けた物ですけれど、今回の裏の目的はTHAADを中国を標的に定めている。これは要するに、次の政権が出来てごたごたする前にガッチリと既成事実を作ってしまおう、ということですね。

高嶋)次の政権はいまの予想では実に厳しいですね。最大野党の共に民主党の文在寅(ムンジェイン)前代表と忠清南道の安熙正(アンヒジョン)さん。それからセヌリ党の候補は、いま首相をやっている黄(ファン)さん。いずれも、皆日本総理に対して厳しい人だと。

富坂)そうですね。ズラリと並んでしまって。少なくとも日韓合意はひっくり返すという方向になっています。これはもちろん、日本としては厳しいということになるのですけれど、これがエスカレートして、さらに米韓関係まで響いてくると、本当にきな臭い話になります。そこをどのように留めてくれるのか、というのが非常に大事ですね。

高嶋)アメリカと言っても、短気なトランプ新大統領ですからね。

 

今後の日韓、そして日韓米関係の行方

高嶋)よく韓国は”ゴールポストを動かす”と、決まった話を状況が変わると簡単にひっくり返す。そういうお国柄。これはもういい加減にして貰わないと話にならないですね。アメリカも怒るのではないですか?

富坂)その怒りかたですね。国内での戦いに夢中になってしまっている状態になると、外に対して冷静な判断は出来ないですから。だからその状態を作り出すか出さないかというところがとても大切です。そういう意味で言うと、一回、どうしようもない状態になるかもしれないな、というのを我々は覚悟しながら、その中で最も問題が小さく済むような方法というのをそろそろ考えないと行けないかもしれないですね。

高嶋)本当ですね。朴槿恵前大統領は「いずれ身の潔白は証明されるだろう」と、何の根拠もなく言っておりますけれど、彼女はどう出るつもりなのでしょうか?

富坂)実際のところ、これから検察に告発されるわけですから、もう要するに”まな板の上の鯉”です。だけど驚いたのは、あれだけの支持者がいるのだということですね。私も日本での韓国報道を見るしかないのですけれども、こうして見てみるとだいぶズレていたな、と思いますね。

高嶋)韓国国内で、これは大げさですけれども「内戦になるんじゃないか」とか、革命が起きるのではないかとか

富坂)そういう形になっていくと半島というのは他の国を巻き込む場所なので、もっとも危ない状況になります。たとえば本当にこれで、国内のどちらかを倒さなければ、という状況になると、これはなりふり構っていられないということで外国の力を入れてきますから。これが大きな戦争になっていくということは十分に考えられる。

高嶋)今度、ティラーソン国務長官が日中韓の三国に来訪します。

富坂)おそらくは、多分何かを動かすというよりも、とりあえず現状を安定させるためにどうするか話し合いに来ると思います。そこは中国とよく話し合うということになるのではないでしょうかね。

高嶋)大統領ではなくて国務長官で良かったですね、来るのが。

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