『Artificial Intelligence』って知ってますか。頭文字をとると『AI』、『人工知能』のことです。最近、やたらと耳にするようになったと思いませんか。
しかし、実際は最近どころではなく、もうすでに私たちの身の回りの生活に実用化された『人工知能』は浸透しています。例えばそれはお掃除ロボットだったり、質問に答えてくれる音声認識アプリだったり、自動運転で走る車だったり。
「え、それも『人工知能』なの!」「なんだか自分が考えていた『人工知能』と違う」というひともいるのでは。映画やマンガでのイメージで人間のような感情や思考をもつロボットと漠然と想像していた人も多いのではないでしょうか。
そもそも『人工知能』とは何だ
実は、現段階では『人工知能』に対して、研究者や研究機関によって解釈の仕方は異なっていて、厳密な定義は定まってないそうです。
ですが、将棋の棋士が『人工知能』を搭載した将棋ロボットとの対局の結果「人間がコンピューターに敗れた!」などというニュースの見出しや、『人工知能が雇用を奪う!』といった内容の特集記事や番組などを目にすると、なんだか不安になりますよね。
怖いもの、まがまがしいものと思うひとは多いかもしれませんね。
そう話すのは、インティメート・マージャーという会社の社長の簗島亮次さん。
インティメート・マージャーは、これもまた最近よく耳にする『ビッグデータ』という大量の『データ』から、さまざまな目的にあわせて社会や企業の役に立つような分析をする会社です。
お掃除ロボットが部屋をきれいにするのも、自動操縦で走る車が目的地に向かうことができるのも、使用するひとの利用・行動パターンから学習して、大量の『データ』があってこそ機能するのであって、機械が意思をもって動いているわけではありません。
『人工知能』の最終目的を『人間のように考えることができるコンピューター』ととらえるならば、それはまだ先の話だと思います。
簗島さんは大学生のころから、『データで遊ぶこと』が大好きで、集めた『データ』を分析、『データ』を活用したサービスを作成して楽しんだりしていたそうです。
学生のころ、ラジオが本当に好きでよく聞いていたんですけど、パーソナリティーや番組を支える放送作家さんには番組ごとに傾向があるなって。
毎日大量に送られてくるリスナーのハガキやメールの中から番組で紹介されやすい内容というのを『人工知能』を使って作り出すことができたら面白いなと思っています。
さすが、『ビックデータ』を使ったサービスを提供している企業を経営するひとの視点は違う!
データがいっぱい集まってそれらが融合すると革命が起きる?!
『インティメート・マージャ―』という社名の由来は、実は2002年にグーグルの研究者が出した予言の名称なんです。あらゆる『データ』がこれからどんどん蓄積されて、それを処理できる方法が発明されてデータ活用の革命が2020年に起こる、っていう。
弊社もデータ活用で革命を起こしていき、いままで解決できてないかった課題を今後解決していきたいなと考えています。
現在33歳の簗島さんが大学生のころに楽しんでいた『データを使った遊び』を、いまでは生業にしているのは、学生のころに自由な発想で『データ』の使いかたを考えることができたからだそうです。
『データ』を使ってサービスを作って遊んだりして、そんなふうに『データ』を楽しむことができたからいまの仕事につながっているんだと思います。
学生のころのように『データ』を使ってどんな面白いことができるのか、『人工知能』がこの先の未来の生活をどのように変えていくのか…たまには異業種のひとと思いつくままに話をするのも面白いかもしれませんね。
そんなことがきっかけで、こんな特別番組が放送されることになりました。
『人工知能』は僕らの未来をしあわせにするか
2017年9月18日(月・祝)の13時~14時、『ニッポン放送ホリデースペシャル 人工知能がやってくる!僕らの未来予想図』が放送されます。
パーソナリティは最先端技術が大好きなニッポン放送アナウンサー吉田尚記、簗島亮次さんをゲストパーソナリティーに迎え、2人で『人工知能』について思いつくままに1時間しゃべりまくります!
この企画が実現したのも、実は吉田尚記と簗島さんは大学の先輩後輩にあたるから!2人の天才がどんな『人工知能による未来』を語るのか…放送をお聞き逃がしないように!
ネットでラジオが聴けるラジコ
「radiko.jp(ラジコ)」は、いまいるエリアで放送しているラジオ局の番組をパソコンやスマートフォンで聴くことができるサービスです。記事で紹介している番組もradikoで聴くことができます。ラジオが聴ける無料アプリ「radiko」をダウンロードしよう!
パソコンの方は「radiko.jp」(http://radiko.jp/)にアクセス、スマートフォンの方は「radiko.jp アプリ」をダウンロード。登録などの手続きは一切不要で、いまいる地域のラジオ番組を聴くことができます。
[文・構成/grape編集部]