動く絵画で死の真相に迫る!映画『ゴッホ~最後の手紙~』
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今日は不思議な世界へといざなわれるある映画のご紹介です。
『ゴッホ~最期の手紙~』(劇場公開日11月3日)。内容は1890年に亡くなった巨匠ゴッホの死に迫るアートサスペンスで、物語はある郵便配達人の息子・アルマンが1通の手紙を託されるところから始まります。
手紙は父の友人だった画家・ゴッホが彼の弟・テオに宛てたもの。自殺してしまったゴッホの手紙を届ける為、テオの消息を追う内にアルマンが知るのはゴッホの死の真実と手紙の謎――と展開していきますが、実はこの作品、全編が動く油絵で構成されているのです。
まずはゴッホの描く絵画の世界観の中で実際の俳優が演じる実写映像を撮影、その中で動く人物や背景は世界各国から集められたという125名の絵描きたちによって6万5千枚の油絵へと生まれ変わり、全編が動く油絵で構成される今までに無いアート映画となっています。
作品でしか知ることの無かったゴッホの姿、緊張感あふれる音楽も手伝って刺激的にスクリーンに浮かび上がるのも見どころです。
<ユイカの感想>
これは観たいですねぇ~。ゴッホの人生の流れというのはいろいろな展覧会で絵画と共に紹介されて、まあまあ何となく皆知っているじゃないですか。それを映画にしてくれる、しかも絵で観られるって素晴らしいですよね。
その動画を少し見せてもらったのですけど……イイ!
ゴッホが実際に描いた作品の絵の中で登場人物が動いているので、ゴッホの絵画も楽しみつつ、絵だけではなくてたまに実写のような雰囲気もあって、アートだけじゃない、サスペンス・物語もいいです。そして本当のお話。本当の本当のところはゴッホにしか分からないけれども、その人の史実・歴史を知ることができることは素晴らしいです。これは絶対観に行きたい!
監督・脚本がドロタ・コビエラさんとヒュー・ウェルチマンさんという方々。出演がダグラス・ブースさん、ロベルト・グラチークさんなどです。
自分が出ている映画とかテレビって、撮影していた時期から時間が経っても「あ、このシーン私が出るな」とか「このシーンはこんな感じだったな」って覚えていますが、それが実際にテレビとか映画として流れると嬉しいのですよね。
「あ、映ってる!」って。何度やっても「あ、映った!」という喜びはあって、それが絵として描いてもらえるって、さらに二重の喜びですよね! 観たいなあ、面白いだろうなぁ。
ご紹介したのは「ゴッホ~最期の手紙~」でした。
(9月25日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 15:36~ ABCラジオ14:54~