200年ぶりに“新しい青色”を発見
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こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
夏をイメージする色は何ですか?空と海のイメージから青色を思いつく方が多いかと思います。今日はそんな夏の色を思わせる青に関するお話です。
青と言ってもさまざまなタイプがありますが、新たな青い色素、つまり新しい青色が誕生していたのをご存じですか?それは2009年のこと、アメリカのオレゴン州立大学の研究室で偶然発見されたと言います。
ある大学生が新しい材質を作ろうと化学物質の酸化イットリウムと酸化インジウム、そして黒い酸化マンガンを混ぜ、120度で加熱するため高熱の炉へ。するとその混合物の一部がこれまでにない、美しい青い粉末に変わっていたのだとか。
ちなみに、新しい青色色素の発見は200年ぶりの発見。元素記号を組み合わせ、その青は「インミンブルー」と名付けられたそうですが、アメリカのクレヨンメーカーのクレヨラでは新色として発売が予定され、子供にも親しみのある色の名前を募集し、来月その発表があるそうです。
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「ひょ~!」。
すごーい!200年ぶりの新発見ですって!このインミンブルーの前は、1802年のフランスの科学者ルイ・テナールによって発明されたコバルトブルー以来なんですって。
新しい色なので、プリンターの出力に出てこないのですよね。実物を見てみたいですね。
しかし、たまたまできたなんてすごいですね。
この、インミンブルーの特性というのが、大量の赤外線を反射するとのこと。だから優れた耐久性があって、無害で製造が容易。屋根などの塗装に使用すれば、高い遮熱効果が表れて建物内が涼しく快適になるそうです。
ただ美しいだけではなく、効果もある。この今回発見した研究チームは他の色の研究も始めたそうです。たまたまな発見が新しい研究への道にも繋がるというのも不思議ですね。
インミンブルー、どんな色なのでしょうか。私もこのクレヨン使ってみたいな!
(8月15日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~