こんにちは本仮屋ユイカです。毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
今日はホタテパワーのお話です。ホタテ貝の主な産地は、水温が低い三陸海岸より北の海になります。養殖も盛んに行われていますが、栄養素の一つ、筋肉のエネルギー源となるグリコーゲンが一番多いのは8月と言われています。
そんな帆立、実は身が美味しいだけではなく、貝殻を粉末にしたホタテパウダーも役に立っているようです。
ホタテパウダーは水に溶かすとできるのが、強アルカリ水。アルカリ水には除菌、消臭、洗浄効果があると言われ、帆立パウダーを水に溶かし、野菜を漬けておけば農薬が除去され、洗濯機の洗濯槽に入れればカビの発生を抑えます。さらに口臭予防や歯磨きにも、また、水虫にも使えるという万能ぶりです。
ちなみに水2リットルほどに対してホタテパウダー小さじ1~2杯で強アルカリ水ができるそうですが、水場で使った後は排水管のバクテリアや雑菌の繁殖も抑え、ヌメリも抑えてくれるようです。
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「ほ~!」。
貝殻のパウダーは凄いのではないかという予感はありましたね。
以前、私の胡粉ネイルも、貝殻の粉末からできているというお話をしました。また、伝統文化財の装飾にも使われる絵具には、強度や美しさという面で秘めた力があるに違いないと思っていたけれども、排水管や川もキレイにする力があったなんて、すごいですね。
全国一のホタテの産地は北海道。昨年の水揚げ量はおよそ30万トンで、その重さの半分が貝殻なんですって。だから15万トン、そのほとんどが消臭剤や肥料、建築材料などに再利用されているそうです。
よく、植木鉢にホタテ貝が刺さっていますが、あれも意味があるのかなあ? 土にパワーが行くのでしょうかね。
今日は貝殻も役に立っているという、ホタテのお話でした。
(8月1日放送分)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~