つる植物に味覚が!?実は人間も…【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】
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毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。
茎や幹がヒューッと伸びて、ほかの樹木や支柱に巻き付いて成長する植物を「つる植物」と言いますが、今日は少し前に東京大学の深野祐也助教が発表し、話題となった「つる植物の研究成果」に注目したいと思います。
その内容がこちら。
「つる植物は、味覚で同じ種類の葉に巻き付くことを避けている。」
という発見です。
つる植物はバネのようにクルクルと丸まった「巻きひげ」と呼ばれる器官で、他のものに絡みついて登るそうですが、どうやらこの「巻きひげ」は他の物体に接触した際に、相手をペロッと舐めているのか、味で科学的に識別することができ、巻き付く相手を選ぶことができる能力が備わっているというのです。では、その能力が何故重要になるのかというと、つる植物は自分の力だけでは上に成長できないため、同じ種類への巻き付きは意味をなしません。
できるだけ安定した物体に巻き付きたいということから、同士を識別し、避ける性質が進化したとされているようです。この発見を今後さらに細かく解明していくことで、つる植物の巻き付きや、成長の方向を自由自在に制御できるようになるということです。
<ユイカの感想>
まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと「ほぉ~!」
スゴい能力!私、ただ壁とか棒があれば、スルスルッと巻き付いているのかと思っていました。何でも良いってものじゃないんですね。
これをみつけた深野祐也助教、スゴいですね!ペロッと舐めてる……のか?どうやってるんだろう?
だって「味で識別している」んですって。
舐めてるんだろうなぁ。ふしぎー!
この巻きひげに関しては、ダーウィンの時代から研究されているものの、そういった研究成果はまったく知られていなかったんですって!
じゃあ、今回大発見ですね!
でも人間も言いますよね。恋愛において、で。「いい匂い」だと思う人が相性良いとか。
言いますよね。結婚相手的な。
私、握手で分かるかも。
パッて握手して「あ、この人と仲良くなれる」とか「この人いい感じ」とか、思います!
みなさんと握手させて貰ったから、分かるようになったんじゃないかと思います。
味覚とか、嗅覚とか、生き物にとっては大切なんですね。
(6月20日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~