毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は好奇心くすぐる旬の情報をお届けします。
よく見るとズッキーニ、よく見るとりんご・さくらんぼ・さやえんどう・メロン・ザクロ・イチジク・唐辛子と。
この画家の手にかかると、絵画鑑賞が食材当てクイズになってしまいそうです。不思議な肖像画を描くことで知られるのが、ジュゼッペ・アルチンボルド。
今日ご紹介するのはそんな彼の作品を堪能できる展覧会。
東京上野にある国立西洋美術館で6月20日からスタートの『アルチンボルド展』です。アルチンボルドはイタリアミラノの出身の画家で、16世紀後半にハプスブルク家の宮廷で活躍しました。
その画風は果物や野菜、魚や書物などをモチーフにし、目・鼻・口・耳・頬などに当てはめ描いた肖像画です。
見るものに強烈な印象を与えますが、そんなアルチンボルドを日本で初めて本格的に紹介するのが今回の展覧会です。世界各地の美術館が所蔵するアルチンボルドの油彩、およそ10点を中心に独特な世界観を持つ作品が展示されるとのことです。
<ユイカの感想>
描かれている野菜や果物は、16世紀に食べられていた食材ということですよね。当時の食文化がわかるなんておもしろい。
現代の世界を表すのもも良いかもしれませんね。スイーツは多岐に渡るから、マカロンやパンケーキで女の子を描いてみてほしいな。それで現代を描くのは面白いと思います。
日本のだまし絵といえば歌川国芳が有名ですよね。人の顔が全部人の裸体でできているとか、猫の顔が全部猫でできているとか。ちょっとキュートで親しみやすいですよね。
アルチンボルドさんの絵は陰影があるからちょっと怖い(笑)。
今日ご紹介したのは6月20日から始まる『アルチンボルド展』。お子さんと一緒でも楽しめそうですね。
(6月19日放送分より)
『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~