相撲取りが月々の給料を貰えるのは「関取」から
公開: 更新:
そもそも『関取』とは
『関取』とは『十両』と『幕内』の力士のこと
6つのクラスがある『番付』
現在、大相撲には本場所の成績に応じて、6つのクラスに分けられた『番付』があります。
いちばん下の番付が『序ノ口』で、『序二段』、『三段目』、『幕下』、『十両』と上がって行き、いちばん上の番付が『幕内』です。『幕内』のなかでも最も地位が高いのが『横綱』です。
十両は110万円、幕内は140万円
『十両』と『幕内』の力士のことを、『関取』と言います。
現在、約700人いる力士のなかで、関取は約70人。
つまり、10人に1人しか関取になれない計算です。
関取になると、ようやく一人前と認められ、月々の給料が貰えるようになります。
『十両』の場合、金額は110万円。『幕内』になると140万円。
同じ『幕内』でも、上のクラスの『小結』や『関脇』は180万円。
さらにその上の『大関』になると、250万円。最上位の『横綱』の場合、300万円です。
幕下以下の力士は?
『幕下』以下の力士は『力士養成員』と呼ばれて、給料ではなく“ひと場所”ごと、つまり2ヵ月に1回の『場所手当』が支給されます。その額は番付によって、7万7000円~16万5000円です。
給料以外の違い
『十両』と『幕下』で番付は1つしか違いませんが、“毎月給料がもらえるか・もらえないか”という大きな違いがあります。
他にも、『幕下』までは大部屋での生活ですが、『十両』に上がると自分だけの個室が与えられるなど、いくつもの特権があります。
ニッポン放送ほか全国ネット
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 朝7:37から(「飯田浩司のOK! Cozy up!」内)
ネット局の放送時間は各放送局のホームページでお確かめください。