ふくらはぎ・くしゃみ・人間ドック~語源をご存知ですか?【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

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こんにちは本仮屋ユイカです。
毎日を楽しく過ごすための秘訣やヒントをお伝えしていく笑顔のココロエ。
本日は注目ワードや雑学を紹介するココロエ版「は・ひ・ふ・へ・ほ」です。

今日は改めて聞くと「へえ~」と言ってしまいそうな体に関する言葉の由来をご紹介します。

ふくらはぎ・くしゃみ・人間ドック~語源をご存知ですか?【本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ】

まずは「ふくらはぎ」。実は「はぎ」とは足の膝からくるぶしまでの部分。つまり「すね」のこと。昔は「はぎ」といったそうで、その部分がふっくらとしているので「ふくらはぎ」と呼ばれるようになったとのこと。

続いては「くしゃみ」。こちらは仏教に関係があるようです。遥か昔、お釈迦様が鼻がムズムズして「はあっくしょんっ!」としたところ、弟子たちが一斉に「くさめ」と言ってお祈りをしたのだとか。「くさめ」というのは古代インド語で長寿を意味し、お釈迦様の健康を祈った「くさめ」がやがて日本で「くしゃみ」になったと伝えられております。

最後は健康診断の一種「人間ドック」。こちらに関わりがあるのが「船」。「船」が次に海に出たとき、事故を起こさないよう安全点検や修理をするために入る施設を「ドック」と言い、それを人間に見立てて「人間ドック」と名付けられたと言います。ちなみこの人間ドックは日本特有なもの。メイドインジャパンです。

<ユイカの感想>

まず今日の感想を「は・ひ・ふ・へ・ほ」で言うと、へえ~「ふくらはぎ」、「ふっくらはぎ」かあ。だから前も「はぎ」なんですね。「はぎ」「はぎ」なのですね。面白い。

あと「くしゃみ」。お釈迦様に「健康でありますように、健康で~」という意味だったのですね。弟子たちの愛だね。
「人間ドック」。これ日本特有のものですって。意外でした。こんなに細かく検査することが、海外ではあまりないらしいです。
この間、船に乗りたくて。船に乗る時間ぎりぎりで行ったら「今日その便はありません」と言われて。「ええ! 何でですか!」と訊いたら「今ドックに入っていて」と言われて。船も検査、ドックに入るのかと思ったばかりでした。その時は一時間後の船には乗れました。由来は船から来ていたのですね。
言葉そのものに体が使われているものってありますよね? 多いのは「手」。「手を焼く」「手をこまねく」とかいろいろあります。あとは「口」。「口が軽い」「口裏合わせる」「口約束」とか。いっぱい出すと、頭の健康になりますね。

今日は体に関する言葉についてでしたが人間ドックにそろそろ行かないと、という方。これを機会にちょっと早めに予約を入れてみてはいかがですか?

(6月6日放送分より)

『太田胃散プレゼンツ 本仮屋ユイカ 笑顔のココロエ』
(月)~(金) ニッポン放送15:36~ ABCラジオ14:54~

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