11月3日(金)夜放送の『藤井隆のオールナイトニッポンPremium』の中で、芸能界に古くから語り継がれている「井森美幸にまつわるミステリー」に藤井が迫った。
番組前半では、まず『マイ安室奈美恵』のコーナーからスタート。多くのファンに惜しまれつつ、来年9月の引退を発表した安室奈美恵だが、そんな安室を心から愛する藤井が、安室の楽曲をセレクトし安室への愛を語っていく。「やはり“なぜやめるのか?”というのは毎回思ってしまう。」と、ずっとモヤモヤしている心情を語った藤井。ネットなどを検索すれば、その事情が少しは明らかになるのかもしれないが、怖くて探せないのだという。それほどに、まだスーパースターの引退を受け入れることができておらず、このコーナーで語ったり動画の視聴をしたりしながら、寂しい気持ちをどうにか処理しているのだそうだ。
そして、藤井が今回セレクトした楽曲は、2008年3月12日にリリースされた34thシングル『60s 70s 80s』の収録曲『WHAT A FEELING』。『60s 70s 80s』は、安室自身が出演するP&G『プレミアム ヴィダルサスーン』とのコラボレーションにより“リメイク”をテーマに各年代を象徴する楽曲3曲で構成されており、1980年代からセレクトした『WHAT A FEELING』は、1983年公開の映画『フラッシュダンス』の主題歌の“リメイク”で、大沢伸一がプロデュースを手掛けている。
発売と同時に買いに行ったという藤井は、改めて楽曲を聴いて「難しい曲ですね~」と率直な感想と共に「久しぶりに聴き込んで、カラオケで歌いたいなと思います。」と話した。
番組後半では、井森美幸がゲストに登場。幼少期の話をなぞりながら、そのオープンな性格や隠されたプライベートなど、井森にまつわるミステリーに藤井が迫った。
藤井:幼少時代ってどんなお子さんだったんですか?
井森:ほとんど変わってない。落ち着きがなくて活発で、スポーツもわりと好きで、勉強はあまりできたほうじゃないけど、まぁ普通かな。
藤井:ご家族のこととか伺っていいですか?
井森:子供のとき家が旅館やってて。
藤井:へぇ~!じゃあお母さんが若女将で?
井森:そうそう。宴会場で歌うたったりとかしてました。小さいからみんなが喜んでくれるじゃない?御ひねりもらったり。
藤井:じゃあ人様の前で何かをするとか、自分が何かをすることで人様が笑顔になるっていうのは、井森さんの中で感覚的にはあったわけですね。
井森:どうなんだろうね~。
藤井:井森さんのそのサービス精神ってなんなんだろうな~って思うんですよね。あまり垣根がないじゃないですか。
井森:そうかなぁ?
藤井:かといって、みんなと仲いいわけじゃないじゃないですか。
井森:そうね、まず自分から誘うタイプじゃない。ご飯行くにしても、誘われたら行くぐらいの感じ?
藤井:それは同じ事務所(ホリプロ)の方と?
井森:意外と会社の人と行くことは少なくて、最近初めて優香ちゃんと行った。
藤井:へぇ~!
井森:あたしあんまり後輩と行ったことがなくて、「今度行きましょう」みたいな話になって、言った手前なんか1回ぐらい誘わないと、と思って。“「今度」と「おばけ」が出ない”のが芸能界みたいな?
藤井:あはは(笑)ほんとに、話の持っていき方が昭和ですよね、大好物ですよ(笑)
井森:やだ~、食べるのはほどほどにね?
藤井:あはは(笑)
井森:ちょっと藤井くん、お願いしますよ(笑)
藤井:じゃあ、これは芸能界の謎の1つなんですけど、井森さんってNGがないってよく言うじゃないですか。
井森:あ~、基本的にはね。オファー受けて行くのに、これはダメあれはダメってなると、じゃあ何で来たんだ?ってことにならないのかなって思っちゃって。
藤井:本当にNGがないってすごいですよね。あと、まことしやかに言われている噂なんですけど、マネージャーさんですら連絡先を知らないとか?
井森:あ、それは途中にいたマネージャーが、ちょっと面白くしましょうってことで言ったのを、ウィキなんとかって、ウィキペディアって言うの?あれに書かれて…
藤井:(笑)
数々の逸話を持ちつつも、オープンな性格ゆえ、その実情をあっけらかんと喋ってしまった井森。このあとも話題は尽きず、井森が「こんなに(経歴を)なぞられるのってデビュー以来かも!」と言うくらいに、藤井の深く掘り下げるトークが炸裂する内容となった。