上白石萌音、奥華子の楽曲をピアノの弾き語りで披露

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15日(金)深夜放送の「上白石萌音 good-night letter」で、パーソナリティの上白石萌音が、幼少期から切り離せない関係にある“ピアノ”についてトークを繰り広げ、さらにスタジオにて奥華子のカバー楽曲『変わらないもの』をピアノの弾き語りにて披露した。

上白石萌音、奥華子の楽曲をピアノの弾き語りで披露

今回はスタジオにピアノがある中で番組を展開。来年公開の映画『羊と鋼の森』でピアニスト役を演じることや、この番組がピアノのBGMから始まることなど、何かと縁がある“ピアノ”をテーマに放送していくことになった。

ピアノは生活から切り離せないものとしながらも、ピアノを習っていたのは幼稚園の年長から小学校1年生までの1年間だけだったという上白石。なぜ切り離せないのかというと、上白石の母がピアノの先生をしているからだという。母のお腹にいるときからピアノの音を聴いていて、家にピアノがある中で生活していたため、上白石にとってピアノは、常にそばにあるものとして存在していたそうだ。

ピアノは母に習っていたが、幼少期外で遊ぶのが好きだったという上白石は、椅子に座って指先だけを動かすというのが耐えられなかったそう。音楽は好きだったが、音楽を聴くと踊りたくなってしまうため、座っていられなかったとのことで、「あのとき続けていたら、また違う私だったのかな?」と当時を振り返った。

しかし中学生のときにふと、「家にピアノがあるのに、なんで弾いてないんだろう?」と思い、そこから再び弾き始めた上白石。「最初は子供向けの曲を弾いていたんですが、途中で“コード”に目覚めたんです。」と話すと、ピアノの前に移動し弾き始めた。

「コード、CとかDとかEとか。Cっていうのはこれね。(~鳴らしてみる)ドミソっていうのがCなんですけど。で、D(~鳴らしてみる)、これがE(~鳴らしてみる)あ、間違えちゃった(笑)みたいな。これを自分で勉強したんですよ。

今の時代って便利で、コードをネット上で検索できるんです。曲のコードが、歌詞ととともに書いてあるサイトがいっぱいあるんですよ。それを見てコードを押さえてみるっていう遊びがとっても好きで。

だから私はクラシックっていうよりは、コードで弾いて自分で弾いて歌うのが好き。やっぱり歌うのがちっちゃい頃から好きで、家で歌ってると、どうしても伴奏が欲しくなって、ピアノ初めて。でも自分の伴奏が下手すぎてイヤになって、ピアノを練習して。

そしたら、どんどん好きな歌が、コードを見たら弾けるようになったりして。でもそのコードを弾く私っていうのも、年長さんから小学校1年生までやってた私がいないと、存在しないので。ちゃんと基礎をそのとき母に教えてもらってたから、できるのかなと思って。家でコードやってて分からないことがあったら、また母に聴いて。っていうので、ず~っと最近は遊んでます。」

ピアノと密接な生活をしている中で、改めて幼少期ピアノを教えてくれた母への感謝を滲ませた上白石。そして、初めて仕事としてピアノを弾くきっかけとなった楽曲ということで、アルバム『chouchou』に収録された奥華子のカバー楽曲『変わらないもの』を、弾き語りで熱唱した。

演奏を終えた上白石は、「緊張しました。また出来たらいいですね。いろんな曲を弾いてみたいなと思います。」と楽しかった様子でコメント。上白石がピアニスト・佐倉和音役で出演する映画『羊と鋼の森』は、2018年公開で、上白石の妹役として実の妹である上白石萌歌も出演し、初の姉妹共演となる。

また現在上白石は、ドラマ『TBS日曜劇場「陸王」』にて、役所広司演じる足袋会社の社長娘・宮沢茜役で出演しているほか、12月16日公開の人気アニメシリーズ最新作『映画 妖怪ウォッチ シャドウサイド 鬼王(おにおう)の復活』にも声優として出演。さらに年末には、千葉・幕張メッセ国際展示場にて開催される音楽フェス『COUNTDOWN JAPAN 17/18』に出演することが決定しており、4日間にわたるフェスの最終日である12月31日に登場する。詳細は、上白石萌音公式ホームページにてチェックすることができる。

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