大槻ケンヂ、録音された“宇宙語”の新たなる神秘に気づく!?
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2月2日(金)夜、筋肉少女帯の大槻ケンヂがパーソナリティを務めるラジオ番組『大槻ケンヂのオールナイトニッポンPremium』が放送され、“オカルト”をこよなく愛する大槻が、以前番組で紹介した、録音された“宇宙語”の神秘について追求した。
大槻が「超自然の現象」「神秘的現象」といった“オカルト”話が大好きだということで、初回からリスナー置いてけぼりを覚悟でマニアックな話に花を咲かせてきたこの番組。今回、新企画として、前回の番組で大槻が流した、偉いお坊さんである北野恵宝大僧正が録音したという宇宙人の声を地球語に直すという試み『宇宙人の声を地球語にせよ』がスタートした。
このコーナーは、英語のようなタイ語のような、なんと言っているか分からない音声を、リスナーに日本語に訳してもらうというもの。リスナーからは、「冬場の法事の寒さを何とかしろ!と言っている。」「お前らいい加減にしろよ、べらんめえ。俺からしたらお前らが宇宙人だ!と言っている。」など大喜利のような回答が多く寄せられ、オカルトという趣旨とはズレた形になったが、大槻は楽しそうな様子でそれらを紹介した。
さらに、この音声をスロー再生し文字起こししたというリスナーから、その内容が寄せられるという展開も。しかし、大槻が持ってきた書籍に書かれていたものとはその内容が全く違い、そこから大槻はある結論に至った。
<メール>
宇宙人の言葉を、始めの数秒をスロー再生して、マジメに文字起こししてみました。「ベベレーベルン アワーユーアベリーベリー ベリベリベリー ゲワベリベリー ベリジューアリー ベリジューアリー ゲーワリー・・・」ベリベリが多い気がします。口気持ちいいんでしょうか?
「ということなんですが、申し訳ないんですけど、これ違います。ベベレーベルン アワーユーアベリーベリーではございません。これなぜ分かるかというとですね、昔ユニバース出版社ということから発行されました、『にっぽん宇宙人白書』という本があるんですが、そこそもこれに、北野恵宝大僧正が会った宇宙人の会った宇宙人の言葉が、全部書いてあるんです。文字起こしされてるんです(笑)
だいぶ長いです、ちょっと読みましょうか。『ググジャラ ドバシャジラ アンバッパー ニギッター ベヤチザザ オジャーナ ガギドバ ジジメ ムーザ ギッチヤター・・・』何の放送だこの番組は!何の放送なんだ(笑)ちょっとこれ聞いてみましょう、これ本当にこう言ってんのかな?
(もう一度音声を聞いてみる)
あれ?ちょっと待って、ちょっと待ってもう一回聞こう。
(もう一度音声を聞いてみる)
ちょっと待って?え?そもそも文頭の『ググジャラ』って言ってないよね?言ってないよ。この本・・・え?
明らかに言ってないし、でもかといってこのリスナーさんの『ベベレーベルン アワーユーア』とも言ってない気がする。
これ何?ちょっとどういうこと?え、やだ、怖い。宇宙人の声、みんなに違うように聞こえてるの?もしかして。人によって違うの?そういうことなの?ちょっと不思議なんですけど、もしかしたらこの宇宙人の声は、人によって違う風に聞こえてるのかも分からないね。」
宇宙語に関する新たな可能性に気づき、怖がりながらも興味津々といった様子の大槻。さらに著者・郡純による『異星人遭遇事件百科』に記された、宇宙人の言葉を日本語に訳したものを紹介するなど、この話は番組中しばらく続いた。