美しき映画ヒロインを熱く語る! テリー伊藤

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美しき映画ヒロインを熱く語る! テリー伊藤

2月12日(月)のニッポン放送の番組『垣花正 あなたとハッピー!』で、テリー伊藤が、休日にDVDで見たい映画ヒロインの魅力ついて語った。

「若い頃は邦画より洋画に人気があった。出演者のファッション然り、参考になり感じることがたくさんあった」というテリー。

そんなテリーのオススメの1人目は・・・

『太陽の下の18歳』より、カトリーヌ・スパーク!

同映画は1963年公開、ナポリの島で意気投合する9人の若者たちのそれぞれのロマンスが展開していく様を描いた青春群像劇である。60年代の美少女アイドル女優、カトリーヌ・スパーク主演作。「映画の内容はたいしたことない。田舎からきた若者が江ノ島きてみんなで楽しむみたいなだけのことだが、それを上回るくらいカトリーヌが可愛い!」と、テリーが語るほど、カトリーヌさんの魅力が詰まった一作。

テリー曰くカトリーヌは、「世界で最もかったるくセクシーにツイストをカッコよく踊れる女の子」であり、日本でいうとピンクレディのケイちゃん的な踊りで、ちょっとズラして不良感があり、おへそを出したファッションがカッコよかったそう。彼女が被ったカンカン帽が流行り主題歌も日本で中尾ミエさんらがカバーして歌っていたほどの人気。

「男を手玉にとる小悪魔役だった。日本では当時加賀まりこさんがそういう役柄だったが彼女の4ランク上の小悪魔感があった!」と、テリーは熱弁。「スパークの華やかなファッションは今見ても超キュート! 60年代ファッションが溢れる総天然色の青春ロマンス映画をぜひ見て欲しい!」と、最後まで絶賛していた!

2人目は・・・
『個人教授』より、ナタリー・ドロン! 1968年公開。

ナタリーは当時日本でも有名だったアランドロンの妻だった女性。(映画公開時はすでに離婚)18歳の高校生オリビエは偶然知り合った年上の女性フレデリク(ナタリー)に強く心を惹かれるも、彼女は人気レーサーの恋人だった。パリを舞台に年上の女と年下の男の叶わぬラヴ・ストーリー。

当時高校生だったテリーはこの映画に登場した、ランボルギーニミウラで初めてスーパーカーの存在を知り、その格好良さに惚れたという。最後はオリビエがナタリーに恋人がいたことを知り雨の中、原付自転車でコートの襟を立て帰っていくというシーンに、「叶わぬ恋に切なく破れていく10代の背中に感慨深くなった」というテリー。「オリビエのように丸首のセーターが似合うフランスの高校生に憧れ、着ていたが似合わなかった」と過去を懐かしみ、思わずスタジオごと感傷に浸る一作。

3人目は・・・

『シェルブールの雨傘』のカトリーヌ・ドヌーヴ!

1964年公開。結婚を誓い合った恋人同士である自動車修理工の青年ギイと傘屋の娘ジュリビエーブの下にアルジェリア戦争の徴兵令状が届く。戦争によって引きさかれる2人の若き男女の運命が大きく翻弄されていく様子が描かれ、那須アナも最近見直しているくらい好きな映画の1つだという。

ジュリビエーブはギイが戦争に行っている間に子どもを出産、生きるために違う男性と結婚させられてしまう。ギイは帰国後、恋人がお金持ちの家に嫁いだことを知り、身を引くことを決意。雨が降りしきるとある日、街のガソリンスタンドで働いていたギイの前に一台の高級車が止まる。降りてきたのは母になったジュリビエーブとギイとの間に授かった子ども。

感動の再会、とはならず互いに今の立場をおもんばかった2人に流れた空気をスクリーン越しに感じたテリー。自分の力では抗えようのない波に巻き込まれながらも真実の愛を追い求めたカトリーヌの姿に、テリー少年は心を奪われてしまったのである。「今でも現役の女優で活躍するカトリーヌは本当に美しいんです!」と興奮ぎみに話すテリーだった。

せっかくの祝日…天才演出家が惚れた麗しき銀幕の女性に心を奪われてみませんか?

垣花正 あなたとハッピー!
FM93AM1242 ニッポン放送 月~金 8:00~11:30

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ふつーの男・沖縄県宮古島出身の垣花正がお届けする、ニッポン放送が自信と不安をもってお送りする朝のワイド番組!レギュラー・ゲストとのコンビネーションもバッチリ!今の話題をハッピーにお届けしていきます!

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