摩訶不思議な浪曲の世界とは? 浪曲師・玉川太福

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摩訶不思議な浪曲の世界とは? 浪曲師・玉川太福
ニッポン放送『高田文夫のラジオビバリー昼ズ』(3月26日放送)で、ゲストの浪曲師・玉川太福が、知られざる浪曲界のルールを明かした。

【浪曲の演台を覆う幕の名前が、単なる『テーブル掛け』だった】

見た目には仰々しい雰囲気だが、正式名称は『テーブル掛け』

太福「なぜ『演台』という名前があるのに、『演台幕』とかではなくテーブル掛けなんだろう?」

【福太郎一門は、稽古より飲み会のほうが長い】

浪曲の世界に飛び込んだ時は、一節も唸れない素人。
ある時、太福は師匠に、
「どうやって声を出しているんですか?」と聞いたところ・・・
「とにかくお腹に力を入れて、口を大きく開けろ!以上!」
技術面は一切教えてもらえなかったそうだ。

【浪曲には譜面が無かった。】

技術を教えてもらったり、音階を覚えるわけでもなく、師匠の浪曲が録音されたテープを、擦り切れるまで聞くことから始まったとのこと。とにかく師匠のマネをしながら、自分のスタイルを見つけていったそうだ。

浪曲は、声を出す『浪曲師』と、三味線を弾く『曲師』の二人の掛け合いによって成立するのだが、譜面が無いので、その場で合わせる「ジャズ」のような物。

とはいえ全く打ち合わせ無しでは、うまくいかないので、浪曲師が、どんな風に歌うのかを紙に書いて、曲師に渡すとのこと。ちなみにその紙の正式名称は・・・「メニュー」

高田文夫「全部、文明開化で取り入れた言葉みたいだな!」

浪曲界には、まだまだいろんな面白い決まりがありそうだ。

 

高田文夫のラジオビバリー昼ズ
FM93AM1242ニッポン放送 月~金 11:30~13:00

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高田文夫先生と、キャラクターの濃~いパーソナリティがお送りする「昼休みのお笑いバラエティー」ラジオビバリー昼ズ!

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