5月27日(日)、ニッポン放送「高橋みなみと朝井リョウ ヨブンのこと」が放送され、パーソナリティの朝井リョウがそれまで断っていた学校や学生から届くインタビューの依頼を受け入れるようになった経緯について語った。
収録が行われた数日前、ある学校からの依頼を受け、修学旅行生のインタビューに応じたという朝井。ある地方の中学校が行う「学生が会いたい人に手紙を書いて、その人に直接話を聴きに行く」という修学旅行内の企画で朝井の名前が挙がったそうで、今回修学旅行で東京に来る学生たちに話を聴かせてあげてほしいという依頼が届き、朝井はこれを受け入れたのだという。
こういった場合、話を聴く場所なども受け入れる側で用意しなければならず、また、学生たちは班ごとに分かれての行動となるため先生が同伴しないケースが多く、何かあったときの責任の所在などの問題も生まれてくるため、朝井はこれまでこうした依頼はあまり受けてこなかったという。しかし、ある出来事をきっかけに、積極的に受け入れていく方向にシフトチェンジしたのだという。
朝井:以前ある学校から、学年だよりみたいなのに出てくれませんか?って依頼が来て
高橋:えー!
朝井:斬新じゃないですか。面白いから受けてみようって思って、私、学年だよりに出たんですよ(笑)
高橋:あはは!それ見たいなぁ(笑)
朝井:そこで面白い本を紹介するコーナーなどをやって。で、完成したものが送られてきたんですよ
高橋:うん
朝井:その学年だよりは、(出演依頼を)いろんな人に送っていたらしくて、私以外にも出ている人がいたの。でも届いたときに、そのページに目がいったんじゃなくて、冒頭に……
高橋:うんうん
朝井:先生が多分、「自分は頑張ったんだよ」ってことをアピールするためだと思うんですけど、冒頭に“今回断られた方一覧”っていう欄があったんですよ(笑)
高橋:えーー!
朝井:そこに、好感度を売りにしているタレントさんたちの名前が、ずらーって書いてあってさ……
高橋:斬新―!
“今回断られた方一覧”が載せられた経緯は定かでないが、おそらく悪意は全くなく、生徒が喜ぶだろうと思って書かれたものだろうと解釈した朝井。しかし断るとその一覧に名前が載ってしまう可能性があると危惧した朝井は、そこから学生や学校からの依頼を受け始めたのだという。