人気ホラー作家がオススメする 鉄道映画5選

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人気ホラー作家がオススメする 鉄道映画5選

ホラー作家の平山夢明が、ニッポン放送「土屋礼央 レオなるど」(5月30日放送)に出演し、「鉄道が印象的な映画」というテーマでオススメ映画を紹介した。

①1971年公開「フレンチコネクション」
W・フリードキン監督によるドキュメンタリー・タッチの刑事ドラマ。マルセイユとニューヨークを結ぶ麻薬取引のルートを背景に、“ポパイ”ことドイル刑事が麻薬組織壊滅に執念を燃やす姿を描く。アカデミーでは作品・監督・脚色・編集賞に加え、G・ハックマンに主演男優賞をもたらした。

②地下鉄をジャックするという1974年公開「サブウェイパニック」
ニューヨークの地下鉄が4人の男にハイジャックされた。犯人グループは、乗客と引き換えに現金100万ドルを要求。タイムリミット1時間の中で地下鉄公安部、警察そして市当局はどう対処するのか?ジョン・ゴーディ原作の同名ベストセラーをP・ストーンが脚色、J・サージェントが犯人との手に汗握る駆け引きをサスペンスフルに描ききった。

③紀行ミステリーの先駆けともいえる、松本清張の名作「砂の器」
これまで幾度となくドラマにもなった不朽の名作。ある日、国鉄蒲田操車場構内で扼殺死体が発見された。被害者の身許が分らず、捜査は難航した。が、事件を担当した警視庁刑事・今西と西蒲田署刑事・吉村は地道な聞き込みの結果、事件前夜、被害者と酒を飲んでいた若い男の存在に行き当たる。

④「新感染 ファイナル・エクスプレス」
2017年公開の韓国映画。史上最高に感動するゾンビ映画として話題に。カンヌ国際映画祭やシッチェス・カタロニア国際ファンタスティック映画祭などで話題となったパニックホラー。感染した者を凶暴化させる謎のウイルスが高速鉄道の車両内に蔓延する中、乗客たちが決死のサバイバルを繰り広げる。

⑤高倉健主演「新幹線大爆破」
高倉健のファンの間では、決して外してはならぬ!と言われている作品。1975年公開。新幹線の乗客を人質にとった爆弾脅迫事件が発生した。爆弾は走行中の新幹線に仕掛けられており、列車の速度が時速80キロ以下になると爆発するという。巧みなポイント切り替えによって、新幹線は速度を維持したまま南下していく。だが、その終点は間近に迫りつつあった……。

平山は、特に「新幹線大爆破」は外せないとし、絶賛。気になった方は一度チェックしてみてはいかがだろうか。

土屋礼央 レオなるど
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜13:00-16:00

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