広末涼子「女優が天職だと思える瞬間」

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6月15日放送 ゲスト:女優 広末涼子 第5回

大手銀行の出世コースから外れ、そのまま定年退職した田代壮介を主人公にしたハートフルコメディ映画『終わった人』。舘ひろし・黒木瞳が夫婦を演じる。広末涼子が演じるのは、主人公・壮介が大学院を卒業するために通うカルチャースクールの受付嬢の浜田久里。同じ岩手県出身で、男性を勘違いさせる言動をする天然な一面を持つ女性。

黒木)涼子ちゃんは、これからどんな女優になりたいと思っていますか?

広末)年齢を重ねて、だんだん女優との向き合い方というものが変わってきました。夢から始まって、それが現実となって、イメージが先行してプレッシャーとなったり負担になった時もあったけど、やっぱり天職だなって思います。使命であり、自分にできる社会貢献かなと、この年齢になって思いました。
女性としてお家を守る、子育てをするということとは別に、社会と繋がっていける場が私にはお芝居しかないなということを思った時に、誰にでもできることではないから。
同時にまだ私には見えていない視点とか視野とかが年齢を重ねて見えてきて、それを年と共に表現できるお仕事というのがすごく幸せな、一生ものを手に入れたなって感じです。今は。

黒木)もうノンストレスだね。その通りで、また発見がきっと出てくると思います。

広末)そうなんですよね、この作品の打ち上げの時に黒木さんに「涼子ちゃんいくつになったんだっけ? まだ30代!? どんどんでなさい!」って言われて、うわって、そうなんだって思って(笑)。それも目から鱗でした。
20代よりも30代のほうが仕事を抑えたり家庭を優先したりということに変わりつつあって。物理的にやることが多すぎて、仕事を引き受け過ぎてしまうと自分の満足のいく仕事ができなかったり、いっぱいいっぱいになってしまったら良くないなって感じていた時だったので、そういう事を言われて、毎回黒木さんには刺激をされています。

黒木)年齢と共に、徐々に広がっていくから、役者は。だってどんどん役が広がっていくし、どんどん可能性が広がっていくから。もうおちおちしてらんないよ(笑)。

広末)おちおち(笑)。

黒木)そのうち家でも台本を覚えなきゃって時がくるかもしれない。でも大丈夫、きっとできる。

広末)はいがんばります。

黒木)30代よりも40代が楽しいし、40代よりもまた50代のほうが面白くなってくるから。やりがいとか、自分の存在価値とかそういうところでね。

広末)そっかぁ……。

広末涼子/女優

1980年、高知県高知市出身。
1994年、中学2年生のときにCMオーディションに優勝して芸能界デビュー。その後、数々のCMに出演して社会現象ともいえる人気を獲得。
1997年、歌手デビュー。紅白歌合戦に出場。
1997年、映画「20世紀ノスタルジア」で映画初主演。
1999年、映画「秘密」「鉄道員」に出演。日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2008年、映画「おくりびと」に出演。日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。そのほか、数々の映画・ドラマ・舞台で活躍。

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