FIFAワールドカップで日本初ゴールを決めた中山雅史の“執念”
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「草野満代 夕暮れWONDER4」(6月26日放送)にて、「1998 FIFAワールドカップ日本代表が初めてゴールを決めた日」のエピソードを紹介した。
サッカー日本代表がはじめて世界の舞台に立った1998 FIFAワールドカップ フランス大会。
20年前の6月26日は、そのフランス・リヨンで日本代表が初めてゴールを決めた日でもあります。アルゼンチン代表、クロアチア代表に連敗を喫した日本代表。
第3戦の対戦相手はジャマイカ代表でした。
2連敗ですでにグループリーグ敗退が決まっていた日本にとって、この試合の最大の目的はワールドカップの初勝利を手にすること。対するジャマイカも日本と同じ初出場国で、こちらもここまで2連敗。
両リームともグループリーグ敗退は決まっているものの、せめて、白星をつかみたい!そんな思いを抱いてこの試合に臨みました。先制点は、ジャマイカ。
その後も、点を取られ、2点差にされ、追い込まれた日本。
そして迎えた74分、左サイドの相馬選手からのクロスを、呂比須選手が頭で落とし、ゴール前に飛び込んだゴンこと、中山雅史選手が右足で押し込み1点差に迫ります。日本にとってワールドカップ初となる歴史的なゴールは、試合後に右足腓骨の亀裂骨折が判明した中山選手の執念によってもたらされたのでした。
しかし、ジャマイカの守備を崩すことができず、1対2のままタイムアップ。
結局、日本は3戦全敗に終わりましたが、ワールドカップで初めてのゴールは、20年経った今でもサッカーファンの記録、そして心に残っています。
草野満代 夕暮れWONDER4
FM93AM1242ニッポン放送 月曜-木曜16:00-17:40
番組情報
素敵な音楽&豊かな暮らしを、あなたに!「草野満代 夕暮れWONDER4」
(放送は2020年7月2日まで)