実際の織姫と彦星が逢えるのは光の速さでどれくらい？

By - NEWS ONLINE 編集部　公開：2018-07-07 　更新：2018-07-07

実際の織姫と彦星が逢えるのは光の速さでどれくらい？

夏がはじまるこの季節、いっそうロマンティックな気分にさせてくれるのが七夕です。そこで、晴れるかなとヤキモキしている方に朗報があります。もしも雨が降ったとしても、雲の上は晴れて星空が広がっています。七夕に降る雨は催涙雨（さいるいう）といい、織姫と彦星が逢えたときの嬉し涙。またもしも雨で天の川を渡れないときは「かささぎ」という鳥の群れが翼を広げて橋を作ってくれるので大丈夫なんですよ。恋人たちが1年に一度逢える約束はそうやってちゃんと果たされます。

織姫と彦星は実際の星ではベガとアルタイルという名前。このふたつは夏の大三角形の2角を担う恒星です。ベガはこと座の最も明るい1等星、アルタイルはわし座の最も明るい1等星。ふたつの間を流れる天の川は私たちのいる天の川銀河です。ちょうどレコード盤を横から見ると細い線になるように、私たちの地球からは川のように見えています。

ベガとアルタイルはそれぞれ地球から約25光年、約16光年も離れています。地球からふたりへ会いに行くには光速で約25年、約16年もかかるということ。そしてベガとアルタイルの互いの距離は約15光年。彦星が織姫に会いに行くのに光の速さでもおよそ15年もかかり、ふたりが光速で駆け出しても半分の7年半もかかってしまう計算になります。LINEなら既読するのに15年、レスがくるのに30年。彼氏彼女のそんな遅レス、発狂しそうです。

それが愛の力が働いて、1年。愛は「いかなるものも、光速を超えることはできない」というアルバート・アインシュタインの名言を軽々と超えていきます。もしも、科学的に光速を超えるには、ワープの技術が必須だといわれています。いつか人類がワープできる時代までは、宇宙で一番速いのは織姫と彦星の愛かもしれないという、アツい宇宙の話でした。

うさ姫&うさ星とハイチーズ（成田ゆめ牧場HPより）

今年は「ひまわりの海」に飛び込もう！

成田ゆめ牧場、真夏の絶対王者「ひまわり迷路」開催目前。ゆめ牧場では7月上旬から8月下旬まで、スーパーロングランでこがね色の絶景が楽しめます。

今年は、期間総数、およそ11万本と過去最多の本数であるばかりか、時期によって「動物とひまわり」「高難易度迷路」など、会場ごとにテーマを設定して皆様をお迎えします！　ホームページで開花状況を随時更新しますので、開催時期をチェックしてご来場くださいね。壮麗な写真を撮影するもよし、楽しく迷子になるもよし、例年以上に楽しみ拡がる黄金の大迷宮でお待ちしております！

そして、7月7日は七夕ですね。その翌日8日（日）に初開催されるのが「うさ姫＆うさ星とハイチーズ」。艶やかな衣装を身に纏って再会した織姫と彦星が、翌日うさぎさんに転生して皆さんと記念撮影をしてくれます！　短冊を吊るした本物の笹の葉を背景に、年に一度だけのロマンティックショットをゆめ牧場で！