「草野満代 夕暮れWONDER4」（8月29日放送）で『話題の映画「カメラを止めるな！」のヒットの裏側』と題して特集。“ミキサー役”として出演している俳優の藤村拓矢が出演した。

草野）わたしも私も観ましたけど…ネタバレしないように話すとなると、なかなかドキドキしますよね（笑）まず、この映画は何系のジャンルの映画になるんですか？

藤村）そうですね…おそらく世界初の“新感覚・ゾンビ映画”だと思います！

そんな“新感覚・ゾンビ映画”の「カメラを止めるな！」の映画の裏側や魅力をたっぷりと語った。現在、「カメラを止めるな！」は、上映館数も増え、今では200館超え、さらには世界各地でも公開されている。この反響をうけて、どう感じているのか。

藤村）正直、実感がわかないです。ラジオやテレビで、特集されてますけど、まるで他人事みたいに『カメ止め…すげぇなぁ』とか思っちゃいますから（笑）。俺、出てるわ！って。

草野）生活とかでは変化はありました？

藤村）生活というよりも、Twitterのフォロワーさんが10倍以上増えたりとか、映画のオーディションに行っても、『カメ止め』の話題になったりしますね。

 

「カメラを止めるな！」は、低予算で制作され、さらには、無名の役者がオーディションで選ばれるという事でも話題になった。

藤村）『カメ止め』のオーディションの時は、まだ『カメ止め』を撮影するなんて決まってなかったので、エチュード（即興劇）とかをみせてました。監督は、役者それぞれの個性を見てたと思います。

草野）ちなみに、『カメ止め』のパンフレットで、上田監督が『役者を選んだポイントは不器用な人』と書いてありますけど。

藤村）上田監督いわく、器用な人が不器用なことをすると、かならずボロが出る、っていう考え方なんですよね。

さらに上田監督は、この映画の撮影前、こんなことを語っていたという。

藤村）撮影前、監督は「（カメ止めは）0点か100点の作品」と語ってました。かなりのバクチ的な勝負だったそうなんです。僕、個人的にも試写会で観たときにこれは絶対に面白い！と確信しましたから、すぐに監督と握手しましたね（笑）撮影しているときは（面白さに）気づきませんでしたが、観たら、すごいな…って。

「草野満代 夕暮れWONDER4」
FM93AM1242ニッポン放送　月曜-木曜16:00-17:40