話題のアイドル・ドキュメンタリー映画に感じた過酷さと希望

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1月17日(木)、Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi」第77回が配信され、“2019年になり1本目に鑑賞した作品”として「世界でいちばん悲しいオーディション」(監督/岩淵弘樹)を紹介した。

この作品はBiSHなどが所属する音楽事務所WACKが主催する合宿型アイドルオーディションに密着したドキュメンタリー映画。九州の離島・壱岐島に集められた24人のアイドル志願者たちが約1週間に渡ってさまざまな課題に挑む様子が収められている。

「アイドルのドキュメンタリー映画と言えばAKBなどの映画作品も有名です。それらの作品でも舞台裏での苦悩や葛藤が描かれていますが、この作品でオーディションに参加している女の子たちは“アイドルになりたい”という夢を持った素人たち。1週間の合宿を経て合格した者は、すぐにアイドルになれるという大きなチャンスがある分、短期間で極限まで負荷がかけられていくんです。」

「オーディション期間中は、あらゆる行動が審査されポイントが発表される。歌やダンス、マラソンの審査などもあるんですが、ご飯の時間にまでポイントを得るチャンスがある。デスソースというとても辛いハバネロのソースをかけてご飯を完食したら自分のポイントに。だから本来は罰ゲームなはずなのに、女の子たちは合格に近づくために自主的にデスソースを狙いに行くというおかしな状況になっている(笑)」

また、このオーディションは、記録用カメラでの撮影だけでなく、審査の様子をすべてインターネットで生配信するのが特徴。参加者は常にカメラに向かってアピールすることが求められるが、時には自身の不甲斐なさや緊張感に耐え切れず泣き出す様子なども映像に収められている。

コトブキは「ある参加者が言った“泣いている女の子を見て笑っている大人ばかり”という言葉が忘れられない。個人的には、この作品でのオーディションのやり方や姿勢をすべて賛成することはできない」と前置きしつつも「オーディション合宿という、今までにない過酷な環境で追い込まれた時に、その子がどんな頑張りを見せるか。その部分をスタッフは審査している。そこに他のアイドル・ドキュメンタリー映画にはない生々しさを感じます」と解説した。

また「映画の最後は、見る側・受け取る人が“希望”を見出せるかどうかという形になっている。ここはぜひ作品を観て確認して欲しい」と作品の重要な見どころについて語った。

Webラジオ「コトブキツカサのオールナイトニッポンi(第77回)」は、期間限定で無料で聴くことが出来る。

【タイトル】コトブキツカサのオールナイトニッポンi
【メール】 kotobuki@allnightnippon.com
【ハガキ】〒100-8439 ニッポン放送 『コトブキツカサのオールナイトニッポンi』係
【配信日】毎週木曜日
【第77回URL】https://i.allnightnippon.com/p/e_anni_kotobuki_077

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