瀬古利彦リーダーが大胆宣言 9/15のMGCは視聴率30%?
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「高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク」(3月16日放送)に、日本陸連長距離・マラソン強化戦略プロジェクトのリーダー瀬古利彦が生出演し、2020年に開催される東京オリンピックの代表3枠のうち、2枠が決定する9月15日の「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」の見どころを語った。
MGCでは、「東京オリンピックのレースで勝てる選手を選考する」と断言した瀬古。東京オリンピックでは「現時点ではメダルは簡単ではない」と明かした上で、「(MGCは)世界選手権やオリンピックではペースメーカーがいないことから、同じ条件で行います。そして東京オリンピックは8月。暑いです。おそらく、男子の優勝タイムは2時間11分前後になると思います。アフリカ系の選手は、蒸し暑い“東京の暑さ”は苦手だと思うので、そこを(日本人選手は)突かないといけない。科学的な根拠も踏まえて、吸水するウェアなど詳しくは言えませんが対策をしています」と、メダル獲得へ向けて、様々な試みをしているそうだ。
また、瀬古は現役選手たちへ向けて「やっぱり科学的なトレーニングも大切ですが、泥臭いトレーニングをして欲しい」と注文をつけ、「やはり速い選手ではなく、勝つためには強い選手が必要」と、記録だけでなく、精神面での強化を望んでいるそうだ。この意見に番組パーソナリティの里崎は「結局強さが大事なんです。最近では、効率とか科学的とか言われますけど、最後は気合と根性。これは時代とか関係なく古くないですよね」と賛同した。
9月15日に開催されるMGC。東京オリンピック代表の2枠が決まるとあって注目が集まっているが、瀬古は「視聴率30%は行くと思う。」と宣言!「(日本新を更新した)大迫と設楽が一緒に走るんですよ?誰が勝つんだろうってドキドキしますよね」とし、「選手の駆け引き、東京オリンピックのような暑さの中をどのように走るのか。勝負強い選手が勝つと思います」と、大会のみどころを明かした。
さらに、「9月15日はプロ野球もやめてね?」と、プロ野球解説者の里崎へ投げかけると里崎は「午前中はやってないので大丈夫です」と苦笑した。最後は「この日は、ラジオをつけたら全部マラソン中継をしているというぐらい、“マラソン一色デー”になってほしいですね」とアピールした。
高嶋ひでたけと里崎智也 サタデーバッテリートーク
FM93AM1242ニッポン放送 土曜18:00-20:30