声優・緒方恵美が明かすインターネットの発展による業界の変化

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3月21日(木)深夜放送のラジオ番組『ミュ~コミ+プラス』(ニッポン放送・毎週月−木24時~)に、アニメ新世紀エヴァンゲリオンの碇シンジ役などで知られる、声優の緒方恵美が出演し、インターネットの発展によって、声優業界にも変化があったと語った。

声優・緒方恵美が明かすインターネットの発展による業界の変化

1992年からフジテレビ系列で放送が開始されたアニメ『幽☆遊☆白書』の蔵馬役でのデビュー以来、約27年間に渡り声優業界の第一線で活躍を続けてきた緒方だが、この27年の間、インターネットの発展により、声優のアフレコ現場に大きな変化があったと明かした。

緒方:昔はアニメの(アフレコとかの)リハーサルも事前にVTRを貰えなかったので、スタジオに行って朝一で長い映像を1回だけ見てチェックして、立ってテストして、次に本番みたいな。1回の流し見しか出来なかったんですよ。

吉田尚記アナウンサー:ええー!?

緒方:見落としたら最後で「お前のせい」っていうことになっちゃうみたいな、それが、時代が経って、VHSを貰えるようになって、DVDを貰えるようになって、今はストリーミングを通じてネットでVTRをチェック出来るようになって、それもなんか動画を簡単にアップ出来るようになったからで……

吉田:へぇ~!

緒方:そういうご時世になったってことですよね。

吉田:確かにそういうのってありますよね。

さらにその後、インターネット黎明期である90年代後半は1ユーザーとしてインターネットを楽しんでいたと語り、当時は夜11時からインターネットが使い放題になるサービスを利用して、現代よりも遅いネット回線に四苦八苦していたと“90年代インターネットあるある”を披露していた。

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