令和元年は「おしん」に注目? 青森県田舎館村の田んぼアート
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ニッポン放送「週刊!なるほど!ニッポン」(5月12日放送)では、『青森県 「青森県田舎館村の田んぼアート、令和元年なのにおしん!?」の巻』というトピックスを紹介した。
今回ご紹介するのは、田んぼをキャンバスに見立て、様々な色の異なる稲を使って巨大な絵を作り出す、青森県田舎館村の「田んぼアート」。
1993年に始めた田舎館村が元祖。毎年、どんな絵が田んぼに描かれるのか話題になっていますよね。気になる27回目となる今年、令和元年に何が描かれるかと思います?これがなんと昭和の名作、NHK連続テレビ小説「おしん」なんですって!何故に今、昭和?
田舎館村 企画観光課の鈴木文人さんにお話しを伺います。
晴の輔「田舎館村の『田んぼアート』、例年どれくらいのお客さんが来るのですか?」
鈴木「昨年ですと、約26万人、一昨年ですと約27万人いらっしゃいました」
晴の輔「えっ?田舎館村の人口は何人なのですか?」
鈴木「8,000人弱です」
晴の輔「今年は令和元年ですけど、描かれるのは?「おしん」なのですよね?」
鈴木「第一会場での『田んぼアート』は『おしん』、第二会場では、今年で60周年を迎える、幼児向け番組「おかあさんといっしょ」の人形劇『ガラピコぷ~』を制作します」
晴の輔「今年だったら正直『令和』という元号とか、広瀬すずちゃんとかを描くのかな?と思ったのですけど。何故に『おしん』なのでしょうか?」
鈴木「そこは疑問に思われるかもしれません。視聴者の心に深く刻まれている昭和の名作『おしん』を題材にすることで、新鮮さを提供できると考えています」
晴の助「なるほど。逆に新鮮だと!」
鈴木「令和になったからこそですね。『おしん』は海外でも放送されて高視聴率で、知名度が非常に高い作品です。インバウンドの呼び込みとしても期待しています」
晴の輔「外国人観光客が見に来るってことですか?」
鈴木「そうです。題材を決定する団体の会長は、田舎館村の村長なのですけど、彼がタイなどに海外出張した際に、現地で放送された『おしん』の反響をとても驚いていました」
晴の輔「『おしん』のどんな場面を田んぼアートにするのですか?」
鈴木「7歳のおしんが、『奉公のため両親の元を離れて川を下って行く場面』です」
晴の輔「それを『田んぼアート』で表現する!」
井上「3人の悲しみに満ちた表情を忠実に表現します」
晴の輔「(笑)田んぼアートのおススメの時期はいつ頃ですか?」
井上「第一会場の方が、5月27日から10月6日まで、第二会場が6月15日から10月6日までが観覧期間となっています。見ごろは7月中旬から8月中旬ぐらいが、色鮮やかになる時期となっています」
週刊なるほど!ニッポン
FM93AM1242ニッポン放送 日曜24:50-25:00