野村克也さん死去~野球の見方を教えてくれた人
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プロ野球・南海で戦後初の三冠王になるなど活躍し、南海、ヤクルト、阪神、楽天で監督を務めた野村克也さん(84)が2月11日に死去した。
野村さんの訃報を2月11日のニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」では報じ、番組パーソナリティの垣花正は、「野球ファンに野球の見方を教えてくれた人だと思う」と追悼した。
垣花は「『困ったらアウトコース低め』とか、試合展開で捕手はこういう事を考えているとか、日本シリーズの短期決戦は捕手が大切とか、今、野球についてみんなが語れるようになったのも、そういうことを野村さんが“言語化”してくれて、野球の見方やおもしろさを広めてくれたからだと思う」と野球界に与えた功績を称えた。

2018年2月にニッポン放送「垣花正 あなたとハッピー!」に出演した際の野村克也さんと垣花正アナウンサー
また、野村さんが2018年2月に同番組に出演した際に「正直言うと、サッチー(野村沙知代夫人)が亡くなったあと、ありとあらゆることに気持ちがいかなくなって野球もあんまり見ていないんだよ」と話していたそうで、「それが、すごく寂しかった」と振り返った。