2月10日(月)深夜、俳優の伊藤健太郎がパーソナリティを務めるラジオ番組「伊藤健太郎のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週月曜27時〜)が放送。NHK連続テレビ小説「スカーレット」に出演している伊藤が、役作りで陶芸に取り組む日々を語った。
焼き物の里として知られる滋賀・信楽を舞台にした朝ドラ「スカーレット」で、戸田恵梨香演じる女性陶芸家の長男・川原武志役を演じている伊藤。先週の番組では、伊藤演じる武志の“第一声”を予想したメールをリスナーから募集し、今回はその答えを発表。「スカーレット」にまつわるメールも多く紹介した。
その中では、ドラマで陶芸をする伊藤に対して「とても上手ですね!」といったリスナーの反応が届き、伊藤は撮影が始まる前から東京で陶芸の練習をしていたことを告白。実際に窯業研究所で働く人々のもとへ訪れた経験が、役作りに大きな影響を与えていると明かした。
「なかなか面白いんです。意外と原始的な部分がたくさんあって、またそれが味だったり、人の手で作る温もりだったりとかが、陶芸の良さだと思うんですけど。自分で作ったお皿に色をつけるための工程で“釉薬”っていうのがあるんですけど、その釉薬の色が何万種類とめちゃくちゃあるんですよ。それのテストピースっていう『これとこれを混ぜたらこの色になりますよ』って、ちっちゃい焼き物に色をつけてファイルみたいにしてるんですけど、それがでっかい図書館みたいなところにブワーッていっぱい入ってるんです! それをまず作ることもしなきゃいけないし、これとこれを混ぜるとか、陶芸って、もう科学なんですよね! 陶芸でお皿を作るのはもちろん難しいんだけど、自分の思った通りのものが作れて、すごく楽しいです。
だから撮影中も、スタジオの奥のほうに『いつでも作っていいよ』っていうスペースがあって。陶芸を教えてくださっている先生と実際に作ったりして、それを焼いてくれます。まだ手元にはもらってないんですけど、自分の作ったお皿でご飯食べたりっていうのは、すごく良いですよね!」
陶芸の味わいや楽しさを嬉々として語っていた伊藤。
また、信楽焼はほかの土よりも粗いことなど、土によるさまざまな違いを挙げ、「陶芸は、自分の気持ちが作っているものにすごく表れると思いました」と、その奥深さに魅了されていた。
番組情報
番組でオンエアする楽曲は、伊藤健太郎自らが選曲。アナログプレーヤーで自らの手でレコードを再生することもあります。若さがみなぎっていてチカラ強いけど、どこか抜けてて微笑ましい! そんな伊藤健太郎のオールナイトニッポンゼロ、ラジオのオンエアを楽しむもよし、radikoのタイムフリーで楽しむもよし!ミックスチャンネルの動画配信で、スタジオの様子をご覧いただいてもOKです。