3月12日(木)深夜、ポルノグラフィティの岡野昭仁が、ロックバンドKing Gnuの井口理がパーソナリティを務める、ラジオ番組「King Gnu 井口理のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週木曜27時~28時30分)に、サプライズ出演。生放送で、ポルノグラフィティの大ヒット曲『ミュージック・アワー』、『アゲハ蝶』を2人で歌った。
この日、井口が大のポルノグラフィティファンということから、「勝手に!ポルノグラフィティ 21st Anniversary Radio」と題したスペシャル企画を実施。オープニングは、番組リスナーによる投票で決まった『アポロ』をノリノリで披露した井口。フルコーラスで歌い終えると、リスナーに向かって「こんな世の中だからこそ元気にいきましょう!」と明るく呼びかけた。
ポルノグラフィティについて「敬愛している、大先輩でもあるアーティスト」、「僕はポルノ直撃世代です」とポルノ愛を吐露。同番組では昨年2019年6月にも、ポルノグラフィティの楽曲を井口が歌う、カラオケ企画を行っていたが、「今日は2回目だから、1回目を越えなきゃいけないと思って、3時間ほどカラオケに行ったんですよ。声をからしちゃった。本末転倒。コンディションがギリギリ(笑)」と、ラジオ本番前にカラオケに行ったが、楽しくなって歌い過ぎてしまったと告白。
この日の衣装も、黒くて細身のTシャツ、カウボーイハット、革のグローブ、ジーンズという姿で、『ハネウマライダー』のPVで岡野が着ていた服を模したと説明。
2曲目の『Zombies are standing out』を歌い終えた後、「ラジオネームAO」という名のポルノグラフィティ岡野本人からのメールが読み上げられ、さらに岡野からの音声コメントも届いていることが発覚。岡野からのメッセージと、リクエストとして井口に『ミュージック・アワー』を歌ってもらいたい、という内容を聞いて、「ヤバいねちょっと、“井口くん”って言ってたよ! AIじゃないよね? ビックリしちゃった。俺のスターだぞ!?」と感極まった様子。
リクエストに応えて『ミュージック・アワー』を井口が熱唱していると、間奏で「め!ってなによ!」とマイクを持った岡野本人が乱入。事前に何も聞かされていなかった井口は「ええー!?」と驚き、一瞬はさすがの動揺で歌えなくなる場面もあったが、岡野と2人で熱唱。歌唱を終えると握手とハグを交わし、岡野が「会いたかったよ、井口くん!」と言い、対面を心待ちしていたと語った。
岡野:こんな、企画を2回もやってくれたらそりゃあ来るでしょう!
井口:岡野さんをまっすぐ見られないです……。
岡野:汗かきすぎ、大変じゃん。深夜3時半に、『Zombies are standing out』からの『ミュージック・アワー』は辛いだろうね。いやいや、よくやってくれた。
井口:一緒に歌える日が来るとは!
岡野:井口くんがこんなに、ポルノポルノって言ってくれて、俺は『どこに需要があるんだ?』と思っていて。King Gnu井口理くんのオールナイトを聞く人はいっぱいいるけど、そこでポルノグラフィティって言って、どこに向けて言っているんだろう? って思ってはいたんだけど。
井口:今すごくいい感じに、ポルノグラフィティさんとKing Gnuのファンが交じり合っているのではないかと。
岡野:そうなんだよね、ありがたい。うちのファンは20年経っているからさ。井口くんのファンは若い子が多いわけでしょ?『ポルノグラフィティって何?』っていう感じの子もいると思うから、こんな大プロモーションをしてくれてありがたいし、レコード会社も喜んでいますよ(笑)
井口:確かに、ちょっと今日はスタジオの外にものすごい量の大人がいます。これ、忘年会か何かですか?(笑)
岡野:この前、この番組にaikoちゃんがゲストで来たよね? 彼女は僕らと同世代で友人ですけど、まぁ、負けられないなーと。あのときも結構盛り上がったんでしょ? だから、『aikoに負けないぞ』という気持ちで今日は来たから、深夜3時過ぎなのに(『ミュージック・アワー』を歌いながら)変な踊りもやってね。頑張りました。
井口がポルノグラフィティの魅力を何度も発信したことに、「本当にありがたい」と感謝した岡野。
『アゲハ蝶』も2人で歌うことになり、岡野から「歌い分けしません?」、「ハモっていい? いつも主線を歌っているから、ハモったことないんですよ」と歌い方をリクエスト。ぶっつけ本番で歌ったが、息の合った完ぺきな歌唱に、歌っている井口が「バチコンはまった! やべーぞ、今日俺は死ぬのか!?」と感動するほどであった。
番組情報
「King Gnu」のボーカルキーボード井口理が、毎週木曜日の深夜3時のオールナイトニッポン0(ZERO)を担当!とっても良い声で、とってもおもしろラジオをお届けします。