4月19日、笑福亭鶴瓶が、自身がパーソナリティを務めるラジオ番組「笑福亭鶴瓶 日曜日のそれ」(ニッポン放送)に出演、新型コロナウイルスの感染を明らかにした著名人への気持ちと、自身の気構えについて語った。
この番組は、収録形式がほとんどであるが、今回は東京のスタジオに上柳昌彦アナウンサーが控える中、鶴瓶が大阪から“テレワーク”出演を行い、約5年ぶりの生放送となった。
番組冒頭では、近況報告の流れから「自分が(新型コロナウイルスに)感染しているかもしれないという前提で、日々過ごしている。人にうつしたらあかんから」と明かした鶴瓶。そして、感染することへの考え方について、感染を明らかにした著名人の例を挙げながら、以下のように語った。
「自分がうつるよりも(人に)うつほうがイヤやもん。それが、可哀そうにですよ、元・阪神(タイガース)の片岡(篤史)さんにしても、謝ってはったやんか。謝ることないねん、しゃあない、これは。(森三中の)黒沢(かずこ)も謝っとった。謝らんでもいいって、それはしゃあないねんから。石田(純一)さんも。受け入れなしゃあないねんから。もう、これは誰しも起こることで、僕も持っているかもわからへんもんね」
上柳アナもこれに同意し、「そういう風に考えて行動したほうがいいですね。『自分は軽症だけれども、うつってしまった人が重症化するかもしれない』というくらい思ったほうがいいですね」と述べた。
そして3人の現在の病状を心配し「よく公表してくれた」と感謝を口にした鶴瓶は、「感染した人が悪いわけではないと、何べんでも言わないと」と改めて強く語った。
なお、同番組では当面の間、今回と同様の形式で大阪からの生放送を行うこととなった。
番組情報
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