5月27日(水)深夜放送のラジオ番組『ミューコミプラス』(ニッポン放送・毎週月-木24時~)に、ニューアルバム『BURST POP ISLAND』を5月13日(水)にリリースしたロックバンド・Wiennersの玉屋2060%が出演し、自身の楽曲の作り方について明かした。
Wiennersは男女ツインボーカルの4人組ロックバンド。ボーカル・ギターの玉屋2060%は、Wiennersの楽曲だけでなく、でんぱ組.incの『サクラあっぱれーしょん』をはじめ、神宿、ベイビーレイズJAPANといったアイドルグループの楽曲も手がけている。番組では、玉屋が楽曲を制作する過程が変わっているということが話題になった。
吉田尚記アナウンサー:アイドル現場にいて、玉屋さんの曲が来ると本当にアガるんですよ。どんなことを考えながら曲を作ってるんですか?
玉屋:基本的に、“初めて聴いたんだけど、どっかで聴いたことある懐かしいメロディ”みたいなのをすごく大事にしてて
吉田:うんうん
玉屋:あと曲を作るときにまずメロディを作るんじゃなくて、聴いたあとの感情から作ることが多いですね
吉田:おおー、初めて聞く話かも
玉屋:「聴いた後こんな感情になってほしい」みたいな感じで、それをまずは台本にするんですよ
吉田:台本!?
玉屋:台本というか、自分への発注書ですね。それに従って曲を書くんですけど、曲を作る作業は、曲を作ってるというよりも、自分の中の“懐かしさ”であったりとか、根底にあるものを思い出すというような作業をしていることが多いです
吉田:なるほど
また、アイドルに提供する楽曲と、自分のバンドで歌う楽曲の違いについて聞かれた玉屋は、「人様に提供する曲は、歌ってくれる人が喜んで歌ってくれる曲にするのが一番の目標」と述べる一方で、自分のバンドの曲は「やりたいことが多すぎて逆に何をしたらいいのか分からなくなることがある」と創作の苦労を語った。
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