ヒロシ「キャンプの魅力は焚火」
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黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に芸人兼ソロキャンプYouTuberのヒロシが出演。ソロキャンプをする理由について語った。
黒木)きょうのゲストは芸人兼ソロキャンプYouTuberのヒロシさんです。私の友人にも山登りが好きな人がいて、1人で登るのですよ。テントでキャンプもしています。
ヒロシ)登山泊ですかね。山に登って、山の上でテントを張って。
黒木)何が楽しいのかと私が聞くと、「行ってみてください、素晴らしいです」と言って写真を見せてくださるのですが、どこが楽しいのかわかりません。
ヒロシ)難しいですね。僕もキャンプは大好きですが、登山泊には興味がありません。
黒木)また違うのですか?
ヒロシ)違います。登山泊は山登りをするので、できるだけ軽装です。僕がやるのは、何でも好きなものを持って行きます。おいしいものを食べたいので、クーラーボックスを持って行きます。登山泊に比べたら荷物が多いです。大きく違うのは、登山泊は焚火ができません。ガスバーナーを持って行って、食事もインスタントラーメンや水で戻すアルファ米など、最小限のものです。僕は肉を焼いたりしたいのです。
黒木)自然のなかで生活をするというイメージですか?
ヒロシ)キャンプの魅力は僕にとって焚火です。小さいころから火をいじるのが好きでした。そのころを思い出して、火を見ていると落ち着くのです。黒木さんは田舎におられたときは、どんな女の子でしたか?
黒木)おてんばでした。
ヒロシ)何をして遊ばれていたのですか?
黒木)夏は山に行ったり、川で泳いだりしていました。
ヒロシ)黒木さんはわからないと言いますが、やったら楽しいかも知れませんよ。
黒木)血が騒ぎますか?
ヒロシ)DNAが。川で泳いで、具体的に何をしていたかはわからないですが。
黒木)川や山の怖さを知っています。
ヒロシ)ですよね。でも、よさも知っていますよね。
黒木)ああ、そうですね。ヒロシさんも田舎の方ですよね。
ヒロシ)僕も黒木さん同様、若いときは東京、芸能界という華やかな世界に憧れて来ました。でも1周すると疲れて。
黒木)疲れるのは早いのでは。
ヒロシ)僕は十数年前から疲れていますから。そこで改めて自然に触れると、若いときには感じなかった自然の癒しの力を感じるのです。パワーがあるのですよ。
黒木)パワーがありますよね。大地からの力みたいなものは。
ヒロシ)そういうものが感じられるようになって、キャンプに傾倒して行きました。お友達の方も、山登りを通じて感じられていると思いますよ。
黒木)お家は1人ですよね。キャンプもソロキャンプで1人。
ヒロシ)そうです。理想は山小屋みたいなものを建てられればいいのですが、普通のマンションです。ただその部屋のなかでテントを張って、テントのなかで寝たりしています。
黒木)山のなかに家を建てて、庭にテントを張って、1年中ソロキャンプをするのはどうですか?
ヒロシ)それも考えますが、家があったら家で寝てしまうのですよ。庭は大自然のなかとは違います。これから先どうなって行くかわかりませんが、いまは家はいらないですね。テントを張って寝るというのをやりたいです。
ヒロシ/芸人・ソロキャンプYouTuber
■1972年1月23日生まれ。熊本県出身。九州産業大学卒業。
■福岡で芸人として活動を始め、上京後は新宿・歌舞伎町でホストの職に就く。
■2004年頃、ピン芸人として「ヒロシです。」のフレーズで始まるネタでブレイク。
■以降、お笑い活動の他、俳優・ラジオパーソナリティ・執筆活動など幅広い分野で活躍。現在はカフェを経営しながら、お笑いライブなどの活動を続けている。
■また2015年3月からはYouTuberとして『ヒロシちゃんねる』を開設! 自ら趣味であるソロキャンプ動画の撮影編集を行い、人気を集める! チャンネル登録者数は69.6万人(5/12現在)。ソロキャンプYouTuberとして人気を博し、2019年9月には関東近郊の山を購入した。
■2018年には講談社から著書『働き方1.9〜君も好きなことだけして生きていける〜』、2019年には廣済堂出版から著書『ひとりで生きていく』を発売。
■テレビ:BS朝日・熊本朝日放送『迷宮グルメ異郷の駅前食堂』、ラジオ:静岡放送『聴くディラン』…その他、雑誌連載などさまざまな分野で活動されている。
番組情報
毎朝、さまざまなジャンルのプロフェッショナルをお迎えして、朝の活力になるお話をうかがっていく「あさナビ」。ナビゲーター:黒木瞳