6月6日(土)深夜、オードリーの若林正恭と春日俊彰がパーソナリティを務めるラジオ番組「オードリーのオールナイトニッポン」(ニッポン放送・毎週土曜25時~)が放送。昨年2019年に放送された「むつみ荘から最後の生放送」の回が、「第57回ギャラクシー賞」ラジオ部門において、入賞したことをリスナーに報告した。
今回入賞した「むつみ荘から最後の生放送」は、2019年8月31日に放送されたもので、春日が結婚を機にアパート「むつみ荘」から退去することになり、引っ越し作業中の春日の部屋から最後となる生放送を行った。実に20年過ごしたアパートとのお別れの夜に、全国のリスナーがラジオの前で共にオードリー第1章の区切りを感じさせる、記憶に残る放送となった。
入賞について、オープニングから若林は「うれしいことがあって」と語り、「もう俺はずっと、これを目指してこのラジオをやってきたんですけども」と改めてリスナーに喜びの報告した。
若林:ギャラクシー賞で、もし、大賞を取ったら、春日以外の全員で授賞式に出席するから。
春日:なんで私がいないんだよ(笑)
若林:事件があったからさ。『さよならむつみ荘』が、ギャラクシー賞の入賞候補作品に入りました――って言った時にさ。
春日:そんな、事件って言うほどでのものじゃないんじゃない?
若林:じゃあ、その時の音源を今聞いて、自分で判断してみてよ。
(過去の音源が流れる)
春日『すごいの? すごいことなの? たまにテレビとかで“ギャラクシー賞”って言葉は聞くけど、何の賞なの?』
若林:(――音源を聞いて)かっこいい~、かっこいいですねー!(笑)
春日:なるほどねー。あー、うーん……こいつは出席しちゃダメだな。こんな言い方してたんだ(笑)スカしてたねー。
若林:賞とかそういうのじゃなくて、今を生きる、みたいなことを言いたいんでしょうねー。
春日:そうねー。『賞とか、そういうのを目指してやってませんから』ってね(笑)
若林:たいして貢献してない奴がさ(笑)
春日:こいつはダメだわ。
若林:ちょっと、あれをやるには年齢が行き過ぎてる。あのハスり方は、35歳までだなー。そういえば、『ハスる』っていう言葉ができたのも、この瞬間ですよね。
春日:これはダメだね。
若林:だから、もし大賞取ったら春日以外で出席するからね。
春日:うん、そうだね。
若林:それで、みんなでお祝いしますから。
春日:あとで様子を聞かせてくれよ。
若林:授賞式みたいなの、あるのかな?(ディレクターに聞いて――)あ、そうか、ご時世的に……。
春日:なんか、“オンラインで発表する”みたいなことが書いてあったよね。
若林:でもお前、コメント出すなよ? オリコンニュースとかにも、絶対にコメントを出させないからな!
春日:コメントはいいじゃん、別に。
若林:ダメだよ! だって、ギャラクシー賞のことを知らないんだから!
春日:ふふふふ(笑)
若林:賞を知らないんでしょ?
春日:いや、今は分かるよ! すごいことだよ。有難いよね。
春日のスカしたコメントをネタにしつつ、授賞式を妄想して、うれしそうに語った若林。
その後も若林は「うれしい」と何度もつぶやき、「まあ、俺達というよりもリスナーが良かったよな。なんか肩身の狭い思いをしてると思うのよ。『オードリーのオールナイトニッポンなんて、気持ち悪い』、『リトルトゥースなんて気持ち悪い』みたいなね」と、リスナーに還元できたのではないかと推測。春日も「そうね、胸張ってリトルトゥースのTシャツ(番組イベントグッズ)を着られるようになるわけだから」と同調し、思いを語った。
なお、大賞、優秀賞、選奨の最終結果発表は7月初旬、オンラインで行うことを予定している。オードリーの2人から、改めて番組でギャラクシー賞入賞についてのトークで聞くことができるかもしれない。
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