辛坊治郎、“マスク警察”“自粛警察”の気持ちが「ほんのちょっとだけわかった」出来事を明かす

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キャスターの辛坊治郎氏が7月2日(木)、自身がパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!~激論Rock&Go!」に出演。新型コロナウイルス警戒下での所謂「マスク警察」「自粛警察」についての自身の意識を語った。

辛坊治郎、“マスク警察”“自粛警察”の気持ちが「ほんのちょっとだけわかった」出来事を明かす

辛坊氏は7月1日の夜、突如襲った腰痛への対処の一つとして、痛みの緩和のためにジェットバスの泡を腰に当てようと所謂スーパー銭湯のようなスポットへ行ったという。

辛坊)わたしは基本的に「マスク警察」や「自粛警察」というものが大嫌いなんですよ。ほっといてくれよ、と。地方でもあったじゃないですか、マスクつけていない人に言いがかりつけて大声で喧嘩して暴力沙汰になったみたいな話が。そういう話があると、たしかにマスクつけるに越したことはないけれど、してないからと言ってそこで声高に論争を始めたらそっちの方が問題だろうという。

『「マスク警察」なんてやめよう』と、わたしは基本的にそっちの立場なのですが、昨日スーパー銭湯のようなところに行って、真夜中にお風呂に入っていて、サウナ室に入っていたら、どうみてもホストさんと思える男性2人が、サウナ室に入ってきて大声で喋り始めた。1人が先輩で、もう1人が弟子みたいな感じだったのですが、先輩のガタイのいいガチッとした子が、弟子にホストとしての心構えを滔々と解くわけですよ。それが狭いサウナ室だから、数メートルの至近距離で。

ウイルスの専門家によると、サウナは大丈夫だと。わたしが昨日入っていたのはミストサウナだったので、それほどの高温ではないのですが、高湿度ですから。高湿度の場所だとウイルスは下に落ちるし、湿度が高すぎるとウイルスを覆っている膜のようなものが湿度に弱く、乾燥の方に強いという話もあるみたいで「サウナでは感染しないと思いますよ」というわたしの知り合いのウイルス学者が言うのだけれど、数メートルの至近距離で密室のサウナ室で若い兄ちゃんに話されると、だんだん不安になるじゃない。だからと言って、わたしは「自粛警察」みたいなのは嫌いなタイプだから、「兄ちゃん、いくらなんでもマスクをせずに大声で、ホストの心得を後輩に話すのはどうなのか?」と。

また“ホスト”というのがひとつキーワードで、最近新宿とか池袋の東京で集団感染でクラスターが発生しているのはその手の飲食店が多いじゃないですか。それも夜中に仕事が終わったあとのホストさんですよ。仕事が終わったあとのホストさんとサウナ室でずっと喋り続けている現場にいたら、ほんのちょっとだけ「マスク警察」「自粛警察」の気持ちがわかったんです。よっぽど「外に行って喋ってくれないか」って言いたいのだけれども、言ってトラブルになるのも嫌だし、やたらガタイもいいし、こんなところで殴り合いになったらまた安物週刊誌に書かれるし……

飯田浩司アナウンサー)「今度はサウナで壁ドン」「サウナドン」

辛坊)壁ドン言うな。

辛坊治郎、“マスク警察”“自粛警察”の気持ちが「ほんのちょっとだけわかった」出来事を明かす

飯田浩司アナウンサー 増山さやかアナウンサー 辛坊治郎

飯田)でも、“ホストの心得”は気になりますね。

辛坊)勉強になりましたよ。やはり大事なのは心遣い。

増山さやかアナウンサー)ぜひ、番組でも活かしていただきたいです(笑)

番組情報

辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!

月~木曜日 15時30分~17時30分 

番組HP

辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)

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