11月6日(金)深夜、お笑いコンビ・霜降り明星の粗品とせいやがパーソナリティを務めるラジオ番組「霜降り明星のオールナイトニッポン0(ZERO)」(ニッポン放送・毎週金曜27時~)が放送。せいやが、M-1グランプリで準決勝に初めて進出した当時を振り返った。
冒頭、「M-1グランプリ2020」の準々決勝進出者が発表されたのを受け、「今、すごいことになってるね」と切り出したせいや。「準々決勝とか3回戦はめちゃくちゃ難しい」と語り、「1回戦、2回戦はプロだったらいけるやろう、みたいに思われがちだけど、ぜんぜん落ちるもんな」と過去の自分たちを振り返った。
せいや:決勝に行かなくても、M-1って、結構売れてる人はいるよな?
粗品:初準決ね、特に。エグいよな~。
せいや:そうそうそう。結構、それだけで売れるよな。M-1って。
粗品:初めて、俺らも準決勝に行った時、めちゃくちゃ嬉しかったな。
せいや:嬉しかった。これはマジで忘れへんな。
粗品:マジで忘れへん。
せいや:M-1って、8回ぐらい“噛む”ところがあって。
粗品:はいはいはい。そうやな。
せいや:死ぬほど、悔しい味とか。初めて準決勝に行った時の思い出な。あれ、すさまじいよな。人生の中で。
粗品:すさまじい。
せいや:決勝もエグいんですけど、まず準決で人生が変わり過ぎて。俺、覚えてるもん。家で、当時、付き合ってた彼女とゲームをしていて。俺、諦めていて。
粗品:無理だと思っていた?
せいや:前の年、3回戦で落ちて。準々決勝にいけただけでも1個、成長やってんな。その年は。
粗品:そうそうそう。
せいや:で、準決なんて、大阪でも何組ぐらい? 当時、漫才劇場でいったら、5組ぐらいじゃない?
粗品:ほぼ、上の人らだからな、行くのは。かまいたちさん、和牛さん、スーパーマラドーナさん……。
せいや:(出場資格の芸歴が)15年に変わってから、漫才劇場では3~4組やったと思うけどな。確か、17時に合否が出るみたいな。それで、17時が過ぎてるんですけど、見れないんですよ。怖くて。
粗品:ああ~、そっちタイプ?
せいや:準備する?
粗品:俺は張り付いていた。
せいや:俺は見れなくて。賞レースの結果も自分で見たことがない。
粗品:ああ~そう!?
せいや:で、Twitterとかで『せいやさん、おめでとうございます』っていうので、いつも知ってたんよ。
粗品:そうなんや、へ~。
せいや:R-1とか、M-1の予選とか。『おめでとうございます』ってきて、『ワー!』ってなって。その時は、17時半になってもTwitterも開いてなくて。俺、トイレに行くところで。
粗品:はいはいはい。
せいや:彼女が『(携帯の画面を)見てみ~』って目をキラキラってさせて。『え!?』って言って、ワーッてスクロールして。あれ、すごいよな? 敗退、敗退、敗退、敗退……通過って最後の方に。『うわー!』ってマジで叫んだもん。
粗品:叫ぶね、あれは。
せいや:ほんで、彼女と抱き合って。
粗品:いいね~。
せいや:『やった、やった!』って。(当時は)給料が4万ぐらいやから。
粗品:そうやな。
せいや:(彼女とは)2~3年ぐらい付き合っていて。『これで俺ら、結婚できるんちゃうか!? ヤッター!』みたいな。オカンが『今日はお祝いやから、ご馳走や』みたいな。
粗品:うわ~、最高やん。
せいや:その3か月後ぐらいに、めちゃくちゃ別れた(笑)
粗品:なんやねん、めちゃくちゃって!
せいや:南海駅の近くでめちゃくちゃ別れた。
粗品:普通に別れたでええやん!
せいや:でも、それは忘れられへん。
M-1の準決勝に進出したことで人生が変わったというせいや。それに対して粗品が周囲の対応も変わると同調すると、せいやは「何かで結果を出さないと何にもならんもんな」と語った。
番組情報
アグネス・チャンが好きなせいやと実家が焼肉屋さんの粗品。仲良しコンビ「霜降り明星」がビッグシティ東京で感じた事を語り、紡ぎ、一本の糸にし、それでセーターを編んでいくぽかぽかラジオ!
★再編集したポッドキャストをSpotifyで聴けます!⇒こちらからチェック
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