落語家の立川志らく氏が4月12日、自身がスペシャルパーソナリティを務めるニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に出演。自民党で本格化した「こども庁」構想について持論を述べた。
子どもに関する政策を一元的に担うこども庁の創設に向けて、自民党は4月13日にも二階幹事長をトップとする新たな機関を設け、具体的な議論を始める。
森田耕次解説委員)これは菅さんがかなり肝煎で急に浮上してきた構想です。総裁直属の協議機関を13日に自民党につくって、二階さんが本部長。下村政調会長が本部長代行ということです。
志らく)そんなことよりも、貧困家庭というのが世の中にはたくさんいて、そちらのほうに予算をつぎ込むとかのほうが……
志らく)で、この「こども庁」に、二階さんが出てくるというのが…… 二階さんには力があるのだろうけれども、二階さんは近ごろ歳をとってだんだん赤ちゃんみたいな感じになって、赤ちゃんだから何を言っても腹が立たないみたいな感じになっているのだけれども…… やっぱりそこは、いま実際にいま現在子育てをしているような、男性女性どちらでもいいのだけれども、そういった(政治家の)方がもっと前に出てきてやるというならまだしも。
森田)子どもに対する政策というのは文部科学省、厚生労働省、内閣府、それから法務省、警察庁と、かなり所管が縦に割れてしまっているので、この縦割り行政を打破しようというのが菅さんの狙いですし、おそらく今年は選挙もありますし、そこで目玉公約にしていきたいという思惑もあるようです。
立川)実際にうまくいけば評価されるだろうけれども、いまのところはまだわからないですね。