辛坊治郎「嵐も2回経験したけど死なずに」 荒波を潜り抜けた洋上から報告

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ヨット太平洋単独無寄港横断に出航したキャスターの辛坊治郎が4月20日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」にヨット太平洋単独無寄港横断中の船上から電話出演した。

ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしているが、番組では「生存確認テレフォン」と題して、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかけることとなっている。

辛坊は4月9日午前9時17分に大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーから“KaorinV(カオリンファイブ)号で出港したが、20日、犬吠埼の東の海上720キロ付近にいるという辛坊へ、この日スペシャルパーソナリティを務めるますだおかだ・増田英彦とアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。

2回掛けたが応答がなく、心配しながら掛けた3回目に「もしもしー!」とようやく声が聞こえたが、すぐに音声が途絶えた。ツーツーと切れた音はしないため繋がってはいるようだ。

生存確認はできたが念のため、改めて20数分後、電話を繋ぐと

「今のところ、嵐も2回経験しましたけど、死なずに生きてますー!」

と、元気そうな声で話した辛坊。前日には、火をつかった飲食を始める旨意気込んでいたが、「今日は初めて火を使って料理をしまして、目玉焼き2つと玉ねぎの炒め物食べました!」と目標完遂の報告もあった。

Kaorin V(カオリンファイブ)

Kaorin V(カオリンファイブ)

「夜とか寂しくなるときないですか?」との増田の質問には「いや、それはないですね」と即答した辛坊。

「というかね、やること死ぬほどあるんですよ。たとえば今日なんかね、給油するだけで2時間かかってるんですよ。ポリタンク20リットルのやつを下から運び上げてきてですね、揺れる船の中で給油口に燃料を入れるってすごく大変なんですよ」

こう説明した辛坊に、「寂しくなる暇もないんですね」と理解を示す増田であった。

そして「体、気いつけて、楽しんでください、辛坊さん!」と増田が声をかけると辛坊は「ありがとうございます!」と答え、引き続き航海を続けた。

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