ヨット太平洋単独無寄港横断に出航したキャスターの辛坊治郎が5月18日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」にヨット太平洋単独無寄港横断中の船上から電話出演。航海の状況とアメリカ大陸への到着見込みを報告した。
ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしているが、番組では「生存確認テレフォン」と題して、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかけることとなっている。
辛坊は4月9日午前9時17分に大阪府岬町の淡輪ヨットハーバーからKaorinV(カオリンファイブ)号で出港したが、5月18日、すでに日付変更線を越え、東京から東へおよそ5000キロすこし離れた太平洋上にいるという辛坊へ、この日スペシャルパーソナリティを務めるカンニング竹山とアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。
「西経165度に達しましたので、日本との時差が4時間でなおかつ1日前なんです。だからこっちは今、夜9時半くらいです」
この「現地時刻」を聞いた竹山は「9時半だと、今から寝るんですか? 何時頃に寝てるんですか?」と、素朴な疑問をぶつけた。
「夜中に風が変わったりしますから、まとめては寝られないです。寝たり起きたりですね。その分昼間に寝たりとか、そんなんです」
そんな生活サイクルを聞いた竹山は、思わず「メンタルやられてますか?」と聞いた。
「メンタルやられてないと思いますけど、物音が人の話声に聞こえたりとか(笑) やっぱり、狭いリビングルームぐらいの小さいところにしか居場所がないわけで、言わば、懲役みたいな感じです」
冗談も出るくらいなので、順調な航海のようである。電子書籍で『三国志』を読んでいるとのこと。
さて、進みは遅いようだが、どのくらいで到着できそうか。
「順調にいけば6月第2週くらいじゃないかと思いますよ。今のペースなら。先が見えたという感じなので、とにかく慎重に慎重に前へに進めてます」
このように見込みを伝えた辛坊。あと1か月ほどだ。
「頑張ってください、辛坊さん。日本でまたよろしくお願いいたします!」と竹山がエールを送ると、
「ありがとうございます!!」と力強く答え、アメリカ大陸へ向けて、引き続き航海を続けた辛坊であった。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)