6月19日(土)、お笑いコンビ「ココリコ」の遠藤章造が、ラジオ番組「サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930」(ニッポン放送・毎週土曜13時〜)に出演。過去に『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)の前説をしていた遠藤が、ダウンタウンとのエピソードを明かした。
番組では、小学校の同級生だった相方・田中直樹とのコンビ結成秘話や、大阪から上京して吉本興業に所属するまでの経緯を告白。ブレイクのきっかけとなった1つに、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の出演を挙げた遠藤は、当初、同番組の前説を担当していたことを振り返った。
遠藤:『ガキ使』は、絶対にいまだに足向けて寝られないですね。
天野:その当時、ダウンタウンさんと絡んでる若手が少ないのよ。
遠藤:そうですね。
天野:ナイナイなんて、ダウンダウンさんは「もういないもんだ」と思ってたんだもん。会っちゃいけないし、楽屋も絶対、俺らもできれば通らないでいきたいっていう存在じゃない。だからそこに、一番初めにいってるのね。今田さん、東野さん以外で。どんな感じだったの?
遠藤:そうですね。もうゴリゴリに尖ってましたよ(笑)。
天野:そうだよね!
遠藤:だから前説やらさせていただいてる時とかも……『ガキ使』っていったら当時視聴率25~30%とかの番組で、その前説やらさせていただいたんですけど。
天野:プレッシャーあるじゃん! 後ろでダウンタウンさんが見てるとかさ。
遠藤:もちろんそれもありましたし、あと『ガキ使』のフリートークっていったら、お客さんも尖ってたんで。お客さんも「ダウンタウンさん以外笑いませんよ」っていう。
天野:「お前らなんか見にきてないよ」って? みんなが尖ってんのよ(笑)。世の中全体が尖ってた。
遠藤:本当にスタッフさんも尖ってましたし、特に『ガキ使』はその中でも異質やったと思うんですけど。
天野:そうだね。だって一番殴り込みをかけたみたいなところだもんね。
遠藤:そういうところで、全く笑いのない前説からスタートして、で、徐々に笑っていただいて。
天野:どんな感じなの? 前説が笑いなしで終わった後に、ダウンタウンさんが出るわけじゃない? ドカーンってなってるじゃない。
遠藤:ドカーンってなります。だいたい松本さんがボソッと「まぁ今日はね、前説はなかったんですけどね」っていう一言からスタートするとか。
天野:それがウケるんだよね。悔しいじゃん!
遠藤:ウケるんすよ! でも、しゃーないっすね……もう「いつか笑いを!」って。
天野:田中くんと結構話すわけ? 「どうしようか」って。
遠藤:いや、もうお互いのせいにして……そんなことないですけど(笑)。
当初は前説で笑いがとれず、あまりのショックに現実逃避していたという遠藤。また、毎週水曜日が収録日だったことから、「いまだにその時のトラウマじゃないですけど、火曜日の夜は胃がチクチクするんですよ」と、25年経った今でも当時を覚えていると語った。
そんな前説時代から、1997年放送の『“カレーうどん”きれいにきれいに食べましょうグランプリ』でレギュラー出演し、数年経って、ダウンタウンに食事に連れて行ってもらったという遠藤。このエピソードを受けて、「修行時代がそこにあるんだね」と天野も納得の様子を見せていた。
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番組情報
土曜日の午後にお届けする「サタデーミュージックバトル 天野ひろゆき ルート930」。午後1時から3時までの前半2時間は毎回2組のゲストが、クイズバトルに挑戦! クイズに正解した方のリクエスト曲がかかるミュージックバトルです。そして、午後3時からは、旬なアーティストをお迎えして最新の音楽シーンをお届けしていきます。
<アシスタント>宮島咲良