ヨット太平洋単独無寄港横断に成功し、日本へのヨットでの帰国を目指して米・サンディエゴを出航したキャスターの辛坊治郎が7月1日、ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」に太平洋の船上から電話出演。海の上から女優・本田翼へメッセージを送った。
ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしてきたが、そのままヨットでの帰国を目指すこととなり“留守番”は延長。そして、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかける「生存確認テレフォン」と題した企画も継続している。
“復路”の辛坊は日本時間の6月22日午後9時58分(現地時間22日午前5時58分)、アメリカ・サンディエゴから日本に向けて出発したが、出航から9日経った辛坊へ、この日スペシャルパーソナリティを務める飯田浩司アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは電話を掛けた。
最初は今後の航路などについて会話をしていた3人だが、話は脱線。往路の最中の電話では、好きな女優・新垣結衣の結婚を報告したところ驚いていた辛坊だが、今回、もう1人番組中に盛んに名前を挙げていた本田翼が一部週刊誌で研修医との熱愛が報道されたことを、東京のスタジオから飯田アナは報告した。
「医者かあ。うーん」
そう言うと、しばしの沈黙があったが……
「でも、よく考えてみたら、このあいだガッキーのときもそうだったんだけどさ、関係ないよね(笑)」
意外な反応に「あれー!?」と驚く飯田アナと、「よかった! 冷静になって」と笑う増山アナ。
「太平洋に来てから気持ちが変わってね……本田翼にしろ、ガッキーにしろ、『幸せになってほしいなぁ』とか、そういうふうにしか思わなくなった」
やはり、この単独航海で「達観」してしまったのか。「辛坊らしさ」が無くなるのがちょっと惜しいと思う飯田アナは、すかさず「でもほら、出航の時に『本田翼さんが買うんだったら、この船10円であげる』みたいなことを言ってたじゃないですか」とエピソードを持ち出した。すると……
「いやいやいや、もう、本田翼さんだったら、100万円も上乗せしてあげちゃうよ(笑)」
失われていない「辛坊らしさ」に大爆笑し、ちょっと安心する東京のスタジオであった。
そして増山アナから今後の気象状況を聞いた辛坊は、
「どうもありがとうございました。じゃあ、本田翼さんによろしく!」
と元気に一言。そんな相変わらずの辛坊節に爆笑しながら「伝える手段は無いけど……」とこぼす飯田アナだったが、
「バイバーイ!」
と、近所へ出かけるような辛坊の挨拶に、「テンションが高いな(笑)」と苦笑する飯田アナであった。
この記事の画像(全6枚)
番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)