自民党総裁選への立候補に意欲を示している高市早苗前総務相が8月17日、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』に電話で生出演し、立候補への思いや経済政策について語った。

高市早苗前総務大臣

この日の放送は、パーソナリティの飯田浩司（ニッポン放送アナウンサー）とジャーナリストの有本香が担当。電話生出演した高市前総務相は、立候補に意慾を示している真意を聞かれ「早く着手しなければ、大切なものを守り抜けない、という焦りがあり決心した。国民の生命と財産、領土・領海・領空・資源、そして私権と名誉を守るために。また、今生きている世代だけでなく、将来世代にも安全で安心な社会をつくりたいという強い思いがある。（総裁選が）実施されれば立候補をしたい」と力強く語った。

9月出版予定の政策集「美しく、強く、成長する国へ。私の『日本経済強靱化計画』」。その中身である、「ニューアベノミクス」いわゆる「サナエノミクス」についても説明。「1本目の矢、金融政策はアベノミクスと同じだが、緊急時の機動的な財政出動。大胆な危機管理投資、成長投資。この2本目3本目の矢がポイントだ」と強調した。

またインフレ率2％を達成するまでは、時限的にプライマリーバランス凍結も掲げている。「国債発行については避けるべきものではなく活用すべきもので、国の成長につながる投資を、躊躇せずに進めていくべき」と語った。