ヨット太平洋単独無寄港横断に成功、さらにヨットでの日本帰国を果たし“往復”の太平洋横断に成功した辛坊治郎が、その過酷な航海生活の経験を活かす「手段」を思いついたことを明かした。
ニッポン放送「辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!」では、番組パーソナリティの辛坊治郎がヨット太平洋単独無寄港横断に挑戦している間、“スペシャルパーソナリティ”たちが“留守番”をしてきたが、そのままヨットでの帰国を目指すこととなり“留守番”は延長。そして、辛坊に持たせた衛星携帯電話へ毎回必ずかける「生存確認テレフォン」と題した企画も継続してきた。
そして8月24日(火)午前9時19分、ついに大阪の淡輪ヨットハーバーに入港し無事日本への帰還を果たし“往復”の太平洋公開に成功した辛坊であるが、船のメンテナンスや自身のメンテナンスもあるため、番組への“即復帰”とはならず、帰還の翌日・8月25日(水)の午後5時、この日スペシャルパーソナリティを務める吉田尚記アナウンサーとアシスタントの増山さやかアナウンサーは、これまで通り電話を掛けた。
この通話の中で、赤道近くの尋常ではない暑さや、激しい船の揺れなど、太平洋航海中の環境に改めて言及した辛坊は,その過酷なサバイバル生活を冷静に振り返り、とあることを思い立った。
辛坊:世代によって知らないかな。たぶん吉田さんは知らないと思うんだけど、横井庄一さんって……
吉田:わかりますよ!
辛坊:グアム島で(太平洋戦争終結から28年目に)発見されて「恥ずかしながら……」と言って帰ってきた方。あの方は日本に帰ってこられて、「耐乏生活評論家」というのを始められたんですね。
増山:ええ。
辛坊:俺、今ならね、「幸福の見つけ方」とかね、「満足の仕方」とかね、「耐乏生活のススメ」とかね、結構そういうのでいけそうな気がするんだよな!
増山:本、書けますね、きっとね。その感覚を忘れないうちに、ささっと書いたらどうですか?
辛坊:そうだよね、ささっと書こうかな。
辛坊の“思い付き”に感心して思わず執筆を提案してしまったが、しばらくは完全休息で電話つなぎの企画もないため、「こちらのニッポン放送も忘れずにいただきたいんですけれども……」と、執筆に集中しすぎることを心配する増山アナであった。
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番組情報
辛坊治郎さんが政治・経済・文化・社会・芸能まで、きょう一日のニュースの中から独自の視点でズームし、いま一番気になる話題を忖度なく語るニュース解説番組です。
[アシスタント]増山さやかアナウンサー(月曜日~木曜日)、飯田浩司アナウンサー(木曜日のみ)