9月7日(火)深夜に放送された、コンポーザーのAyase、ボーカルのikuraからなる音楽ユニット・YOASOBIがパーソナリティを務めるラジオ番組「YOASOBIのオールナイトニッポンX(クロス)」(ニッポン放送・毎週火曜24時~24時53分)に、バンドメンバーでベーシストの、やまもとひかるがゲストとして生出演。キーボード、ギター、ドラム、ベースなど、YOASOBIのバンドメンバーはAyaseが声をかけて集まったそうで、やまもとがオファーを受けた時のことや、バンド結成時のことを語った。
Ayase:ちょうどベーシストを探していて。コーラスとかもできたらうれしいから、女の子で、歌も歌えてベースも上手くて、みたいな人はいないかな? と探していた時に、やまもとひかるという人がいるぞ! と。声をかけたら一発で快諾してくれてね。これがいつぐらいの話だ?
やまもと:去年。
ikura:2020年の夏に、初めて顔を合わせて。
やまもと:ちょうど1年前ぐらいにね。
ikura:1年前なんだ! もっと濃い時間を過ごしているから、5年くらいの感じがするけど。
やまもと:そう、そうなの!
Ayase:YOASOBIは、バンドメンバーもスタッフもめちゃめちゃ仲が良くて! プライベートでもすごく親交があるんですよ。みなさんが思っている以上に、スタジオ練習とか、すごく一緒にいるから、1年という感覚が全然無いんですよね。ちなみに、僕から「YOASOBIでベースを弾いてもらえませんか?」って声をかけられた時はどんな感じでした?
やまもと:『マ!?』って思って。
ikura:『マジ!?』って?(笑)
Ayase:YOASOBIのことは知ってた?
やまもと:何となく知っていたけど、その前に、ボカロPとしてのAyaseさんを知っていて。で、『マ?』って思って、とりあえず「シンセベース」を買った。
Ayase:その時にシンセベースを買ったの?
やまもと:そう。やったことはあったんだけど。(YOASOBIに入るかは)決まってなかったけど、とりあえずシンセベース買った。
ikura:準備が早い!
Ayase:ちなみにシンセベースというのは、鍵盤の形式で指で弾くベースなので、皆が思っているような、ギターみたいな形のベースとはちょっと違うんですよね。だから、ひかるがライブでシンセベースを弾くと、「ひかるさんはキーボードなんですか?」って言われたりね。
やまもと:YOASOBIの音楽にはシンセベースが必要だと思って、とりあえず買ったのを覚えています。
Ayase:形式としてはサポートメンバーで、僕とikuraをサポートしてくれているという立場ではあるんだけど、一つのバンドとして僕らはやっている気持ちだし、そういう風に出していきたいと思っていて。プライベートの仲の良さもそうなんだけど、めちゃくちゃみんなが熱量持ってやってくれているので、「なんて素晴らしいバンドメンバーなんだ!」と。チームスタッフもですけどね。
バンドメンバーもスタッフも一緒に過ごす時間が長く、まだ1年の付き合いとは思えないと語った3人。
また、9月8日がドラムの仄雲(ほのぐも)、スタッフの“屋代さん”のダブルバースデーということで2人を祝福。Ayaseは“屋代さん”について、「YOASOBIの生みの親」と紹介し、彼と“山本さん”というスタッフから「小説を音楽にするユニットをやったら面白いんじゃないか」と声をかけられ、そこから自分たちの活動が始まって今があると語った。
番組情報
コンポーザーのAyaseと、ボーカルのikuraによるクリエイターユニット。昨年は大ヒット曲『夜に駆ける』で紅白歌合戦にも出演したYOASOBIが火曜日のパーソナリティを担当します。Ayaseがアレンジした、『Bitter Sweet Samba -Ayase Remix-』が、番組のオープニングテーマとしてオールナイトニッポンXの全曜日で流れます!
また、番組はバーティカルシアターアプリ「smash.」でも映像付きで楽しむことができます。音声でも映像でもお楽しみください!