黒木瞳がパーソナリティを務めるニッポン放送「あさナビ」（10月15日放送）にホスト、実業家のローランドが出演。自らの生き方と今後について語った。

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黒木瞳が、さまざまなジャンルの“プロフェッショナル”に朝の活力になる話を訊く「あさナビ」。10月11日（月）～10月15日（金）のゲストはホスト、実業家のローランドが出演。5日目は、自らの生き方と今後について---

黒木）今週はローランドさんが2021年7月にKADOKAWAから出版された『君か、君以外か。君へ贈るローランドの言葉』から人生を明るく照らすヒントをたくさん伺ってまいりました。最終日の10月15日は、第6章「ローランド　俺の生き方」から「ローランドは、ローランドに嘘をつかない」……いいですね、これ。

ローランド）これも大好きな言葉です。いい車を見て一瞬「かっこいいな～」と思っても、それをかっこいいと思ったら負けだなと、つい、「でもどうせ維持費が高いでしょ」と考えて、「あんなの欲しいと思っていないよ」と自分に言い聞かせてしまうわけですよ。

黒木）なるほど。

ローランド）でも、その生き方はメッチャかっこ悪いなと思うのですよ。だからすごくかっこいい人を見たり、自分より仕事ができる人を見ると、やはり「うらやましいなあ」と思ってしまうけれども、その気持ちを大事にして、そう思った時点で俺の負けだなと認めて、嘘をつかずに「よし、あいつに勝てるように頑張ろう」と自分に落とし込むようにしているのですよ。

黒木）自分に嘘をつかない生き方というのは、自分に誇りを持てるではないですか。

ローランド）そうですね。

黒木）「こんな自分でも、その1つの誇りが生きるエネルギーになる」と思うのですよね。だからこの名言がとても素晴らしいなと思います。

『君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉』

黒木）もう2度と書かないとおっしゃっているのですけれども、3作目決めました。『愛か、愛以外か。』

ローランド）『愛か、愛以外か。』いいですね。やはり「～以外か」というのは被せるのですね。

黒木）人は愛だけで生きていけるのか。

ローランド）他にも要素があるのか。

黒木）何があるのか。でも愛を上回るものというのはきっとないでしょう。

ローランド）黒木さんはないとお考えですか？

黒木）でもお金がないと生きていけないですよね。

ローランド）そうですね。

黒木）その辺を掘り下げて名言をつくって欲しいです。

ローランド）めちゃくちゃ深い本になりそうですね。人類の永遠のテーマではないですか。「愛かお金か」とか、「愛を超える何かがあるのか」というのは、人類の永遠のテーマなので。

黒木）でも世界を明るく照らすための本でしょう。

ローランド）まあそうですね。

黒木）じゃあ。

ローランド）人類の永遠のテーマに挑んでみますか。

『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』

黒木）はい。あとひらがなの練習をしているそうですが。

ローランド）そうなのですよ。

黒木）字をきれいに書く練習をしているという。そういうことを聞くと、「ピュアだな」と思います。

ローランド）僕はピュアなのですかね。

黒木）はい。

ローランド）あまり実感がないです。

黒木）いくつになっても、ひらがなを練習しよう、字をきれいに書く練習をしようと思うということがすごいと思うのですよ。

ローランド）ありがとうございます。でも大事なところなのではないですか？　自分ができるようになりたいと思うことを、年齢を言い訳にしてやらないのは嫌なのです。あとはできないことにチャレンジしている自分が少し好きだったりします。

黒木）だからご自分の家にジムをつくったのですね。

ローランド）はい。

黒木）つくったらやらないといけないというね。信念というかポリシーというか。

ローランド）頑張っている自分が好きなのかも知れないですね。自分のことを嫌いになりたくないみたいなところもあって、頑張らなかったら鏡の前に立ったときに嫌いな自分が鏡に映る。そんな人生は嫌なのですよ。鏡の前に立ったら大好きな自分がいつでも目の前にいる人生がいいので、そうすると頑張らなくてはいけないじゃないですか。きっとそういう意味で頑張っている自分が好きなのだと思います。

黒木）鏡の前でじゃんけんをしても俺は勝つと。

ローランド）調子がいいときは。早めに出すのがコツです。

黒木）その考え方がユニークです。これからどのようなことをやっていこうという構想はありますか？

ローランド）これからですか。大きい目標で言うと、僕はサッカーが好きなのでサッカークラブのオーナーになりたいというのはあります。

黒木）夜な夜な練習しているのですものね。

ローランド）そうなのですよ。いつ声がかかってもいいようにコンディションだけはしっかり整えて、毎日屈伸とかしています。少し漠然とした目標ですけれども、「あなたのピークはいつですか？」という質問が来ても「自分はいまがいちばんかっこいいです」と死ぬまで言えるような男でいたいなというのはあります。具体的な目標は別にして、漠然とした目標としてあります。

黒木）素晴らしいです。

ローランド）黒木さんは何かあるのですか？

黒木）私は「きょうがいちばん若い」と毎日思います。

ローランド）その言葉も素敵ですよね。人生のなかでみたらきょうがいちばん若いという。

黒木）明日のことを考えるとか10年後のことを考えるのではなくて、きょうがいちばん若いわけでしょう。

ローランド）そうですよね。いまを大事に生きるという。

黒木）そうです。

ROLAND

ROLAND（ローランド）／ ホスト 実業家

■1992年7月27日生まれ。東京都出身。
■株式会社ROLAND GROUP HD代表取締役社長。
■高校卒業後、大学をすぐに中退し、18歳で歌舞伎町のホストとなる。
■1年間の下積み時代を経て歌舞伎町の売上記録を更新し続け、26歳で起業。
■自身がオーナーを務めるホストクラブ「THE CLUB」を立ち上げ独立。
■現在は実業家として脱毛サロン、美容室、アパレルブランド経営などの傍ら、テレビや雑誌などメディアでも幅広く活躍。慈善活動にも尽力。
■著書『俺か、俺以外か。ローランドという生き方』（KADOKAWA）、『君か、君以外か。 君へ贈るローランドの言葉』（KADOKAWA）